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自殺する人々を記録したタブー映画!?



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 自殺を題材にしたドキュメンタリーで、配給はトルネード・フィルムと聞くと、「こりゃ、ヤバイ鬼畜系映画でしょ」と思いがちだが、そんな先入観を見事に打ち砕くのが『ブリッジ』。米国最大の自殺の名所であるゴールデンゲイト・ブリッジ(金門橋)を舞台にしているが、映像はグロというより、幻想的に美しく橋を捉えている。でも、そんな場所で自殺が多発するのはなぜ? 来日したエリック・スティール監督に実情を聞いた。

「金門橋はとても美しく、雄大で神秘的。またアメリカ大陸しか知らない米国人にとって、地の果てでもあるんだ。もうひとつ、自殺者の多くは助けを求めているのではないかということ。人目につく場所を選ぶことで、誰かに止められることを望んでいるんじゃないかな。以上は僕の個人的な考え。答えは映画を観た人に考えてほしい」

 1年に及ぶ撮影期間中に、24件の自殺が発生。そのうち自殺者6人の遺族らが、故人との思い出を語る。

「取材を断る遺族もいたけれど、多くの人は何時間も故人のことを語ってくれた。残された人たちは、そうすることで、精神的な浄化作用が働いていたように思うよ。米国での公開後、自殺を考えていた人たちから『自分の苦しみを伝えてくれて、ありがとう』というメールも寄せられているんだ」

 世界では年間100万人が自殺し、現状を黙殺することは、なんの問題解決にもならないとエリック氏は言う。日本も、先進国の中で最も自殺率の高い国。生きてるのがツライという方は、本作を一度ご覧あれ。  (長野辰次/「サイゾー」6月号より)

ブリッジ


くれぐれもゴールデンゲイト・ブリッジには近づかないでください


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2007.09.18 火  



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