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SMAPの壁は高かった! 惨敗ジャニタレ・ドラマの憂鬱

20080401_change.jpg4月スタートの木村拓哉主演ドラマ『CHANGE』HP

 3月24日放送の『薔薇のない花屋』を最後に、08年1~3月期のドラマがひととおり最終回を迎えた。ジャニタレが主役級で出演したドラマは4作だったが、結果的に勝ち組となったのは、最終回で22.1%、平均でも18.7%の高視聴率を獲得したSMAP・香取慎吾主演『薔薇のない花屋』。このクールでは堂々のトップで、最終回、香取が「それでも、人生はすばらしい」と決め台詞を発した瞬間に、26.3%の最高視聴率をた叩き出している。

 ところがその他は、SMAP・稲垣吾郎主演『佐々木夫妻の仁義なき戦い』が11%、KAT-TUN・亀梨和也主演『1ポンドの福音』が10.6%、生田斗真主演『ハチミツとクローバ ー』が8.9%と、いずれも10%前後をさまよう惨憺たる結果に終わってしまった。

「前評判が高かったせいもあり、よりコケた印象が強かったのは『1ポンドの福音』と『ハチミツとクローバー』。若干飽きられた感のある亀梨ですが、これまでのつっぱった年下キャラからコメディー路線にシフトすることで、幅のある役者に成長するつもりだったといいます。 『イケ♂パラ』でブレイクした生田も、メジャー級になるにはここが勝負どころだったはず。脚本が悪かったという声もありますが、やはり主役である本人に存在感がなかったのが敗因でしょう」(ドラマに詳しいライター)

 人生の師と仰ぐ武田鉄矢に「僕には芝居の才能がない」とこぼしていたという亀梨だが、奇しくもそれを証明する結果となってしまった。

 ちなみに、次クールでは木村拓哉主演の『CHANGE』、草なぎ剛が人気韓国映画をリメイクした『猟奇的な彼女』、NEWS・錦戸亮の『ラスト・フレンズ』、Hey!Say!JUMP・高木雄也らの『ごくせん』、ジャニーズJr.・中山優馬らの『バッテリー』などジャニタレ出演ドラマが揃いぶみ。

「話題性ではSMAPふたりのドラマが勝っています。また、錦戸以外はドラマ初出演なので、フレッシュさが売りですね。ジャニーズも本格的な世代交代を考えているようですし、これでポストキムタクともいえる若手がブレイクするかもしれません」(同)

 とはいえ、ポストSMAPといわれたKAT-TUNも、結局は頭打ち状態。今年で結成20周年を迎えるSMAPを超えるのは、並大抵なことではないのかもしれない。

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最終更新:2013/02/04 19:34
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