ドランク・塚地吼える！　「ブサイクで得したことなんかねーよ！」

　6日、東京都・千代田区の一ツ橋ホールにおいて、今年11月に公開予定の映画『ハンサム★スーツ』の完成披露試写会が行われた。

　平日の昼間だというのに満員となった会場に現れたのは、今回映画初主演を務める谷原章介と、同じく主役の片翼を担う塚地武雅（ドランクドラゴン）、ヒロイン役の北川景子、大島美幸（森三中）、英勉監督、そして脚本を担当した鈴木おさむ氏の計6人。

　映画のストーリーは、定食屋を経営するブサイク男の琢郎（塚地）が、ある日、着るだけでハンサムになれるというスーツを手に入れ、超人気モデル・杏仁（谷原）に変身するというもの。

　会場にて、実際にブサイク役とハンサム役の二人を並べて見てみると、確かにその差は歴然……だが、ハンサム役の谷原が「塚地のほうこそ“ハンサム”である」と衝撃の発言。司会者からの「身の回りにいるハンサムな人間は？」という質問にも、「塚地さんです。僕にとってハンサムとは、その時の状況に応じていかに粋でカッコ良く対応できるか、ということですから。そういう意味で、塚地さんは本当にカッコイイんですよ」と即答した。

　一方の塚地は、「今回、実に多くのブサイクの中から選ばれたブサイクの中のブサイク、塚地です」とまずは自虐ネタで会場を沸かせた。「もしハンサムになったら何をしたい？」という司会者からの質問には、「やっぱりナンパですかね。昔、仲間同士でじゃんけんに負けてナンパをやらされたことがあるんですけど、女の子に声をかけた瞬間に『ムリムリムリムリ！』と拒絶されたことがありまして……」と過去のエピソードを語り、そのたびに会場は笑いに包まれた。

　最後に、主役の二人に「ハンサムで得したこと、ブサイクで得したことをそれぞれ教えてください」という質問がふられると、塚地は「そんなもんひとつもねーよ！」と即答。しかしその後、「ブサイクだから、しゃべりを面白くするしかない。だから芸人になって、今この場に立つことができているんです。これからもブサイクを貫きます！」とポジティブに締めくくった。

　同作品の上映は、11月1日。今日登場のキャスト以外にも、佐田真由美、池内博之、温水洋一、本上まなみ、鈴木拓（ドランクドラゴン）などの豪華メンバーが出演する。

　本日の会見の様子は、以下のフォト集でお楽しみください。

みなさんノリノリです。現場も楽しそ～

会場に花を添えてくれた北川景子ちゃん

この中にいるとなおさら引き立ちますよね

塚地がいかにハンサムかを熱弁する谷原氏

塚地もまんざらでもなさそうでした

大島と鈴木おさむの夫妻。この二人、最近だんだん似てきてません!?

（Ｃ）『ハンサム★スーツ』製作委員会

『ハンサム★スーツ』
配給：アスミック・エース
公開情報：11月1日（土）　
渋谷シネクイントほか全国拡大ロードショー

監督：英勉　第１回監督作品／脚本：鈴木おさむ／アート・ディレクター：飯田かずな　出演：谷原章介／塚地武雅（ドランクドラゴン）／北川景子／大島美幸／ブラザー・トム／佐田真由美／本上まなみ／山本裕典／佐々木希／住田隆／池内博之

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