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社会

"噂の女"神林広恵のナイショの一説


赤報隊虚偽告白記事 批判のジャーナリストに"報復"を目論む新潮社の愚



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どうなる「週刊新潮」......

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ギョーカイの内部情報を拾い上げ、磨きをかけた秘話&提言。

 世紀の誤報といわれた「週刊新潮」による赤報隊の虚偽告白記事から半年が経った。

 「週刊新潮」が2009年2月5日号から4回にわたり、赤報隊事件の実行犯を名乗る男性の手記を掲載したが、これがまったくの嘘だった、という言論事件だ。

 だが新潮社はこの誤報事件を反省するどころか、とんでもない暴挙に出ようとしているとの情報がある。

 それがこの赤報事件を批判したノンフィクション作家・佐野眞一氏への報復だ。

「佐野さんは赤報隊事件の際、雑誌やテレビなどで編集者の劣化を指摘し、『新潮は社会的な責任を全く果たしていない』『いずれ休刊、廃刊もあり得る』と厳しく批判しました。佐野さんは雑誌ジャーナリズムに対する造詣も深く、雑誌ジャーナリズムを崩壊させかねないこの誤報事件に関しては、当然の批判だったと思います。しかし、新潮社はそうは思わなかったらしい。新潮社の中核雑誌の編集部などでは『これまで一緒に仕事をしてきた自分たちを批判するのは許さない』と、今後は佐野を使わない方針を検討しているというのです」(出版関係者)

 佐野眞一氏といえば、1997年に『旅する巨人――宮本常一と渋沢敬三』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した実力作家であり、また『東電OL殺人事件』や『阿片王 満州の夜と霧』など新潮社での仕事も多く、新潮社にとって縁の深い作家だ。また今年講談社ノンフィクション賞を受賞した『甘粕正彦 乱心の曠野』も新潮社から刊行されている。

 それを自分たちが批判されたという理由で――しかもその批判は至極当然のものなのに――切り捨てようと画策するとは、ジャーナリズム云々以前の問題だろう。

 佐野氏の著書に『だれが「本」を殺すのか』という作品があるが、今回の一件で『だれが殺すのか』が白日の下にさらされたといっていい。


だれが「本」を殺すのか


佐野氏、渾身のルポルタージュ


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2009.08.10 月  



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