『耳の穴』ウエラン・井口浩之の「コント師イジリ」と、かつてバナナマン・設楽が語った「売れ方」の話
気鋭の女性編集者たちにとっての「ドボク・エンタテイメント」とは(後編)
2009/10/01 12:00
(前編はこちら)
大山 あと、これもまぁ、半分偏見だろうなって自分で思いながら言うんですけど、男ばっかりで本作ると理屈をちゃんとどんどん説明しなきゃってなるかも。これは何年に作られてどういう意味があって構造的にはどうで、とか。だけど、おふたりと本作ったときってそういうのまったくなかったよね。
角田 そうか、自分であんまり意識してなかったです。あの本は「みんなも好きでしょ」だけでできてる。仕組みを知るのはもちろん面白いけど、知らなくても面白いよね、っていうスタンスなので、どうしても説明しなきゃっていう強迫観念はまったくない。
最終更新:2009/10/01 13:39