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「費用を捻出したのは誰!?」前田五郎の損害賠償訴訟と”お家騒動”の怪しい関係

yoshimototokyo.jpg吉本興業東京本社

 元「コメディNo.1」の前田五郎が、契約を解除された吉本興業に中田カウス宅への脅迫状事件で「犯人扱いされた」と1億2,000万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。さらに、前田犯人説を報じた「週刊朝日」も提訴。それに対して、「一体、訴訟費用はどこから捻出した?」という疑惑が上っている。

「前田の弁護士も言っているように、前田は自己破産寸前なんです。吉本との契約が切れたことは金融界も知ってますから、サラ金でも貸してくれない。どこから訴訟費用を工面したのかと、話題になってますよ」(吉本関係者)

 前田は脅迫状の”筆跡酷似疑惑”が上った時点で、吉本との話し合いで休養処分になり、以降、ギャラは支払われていない。そのために自宅のローン、借りているマンション2部屋の賃貸料が延滞している状態だという。

「訴えたくても裁判費用がないと思っていたんです。裁判の結果はどうあれ、訴えたことで吉本のイメージはダウン。訴状は大崎洋社長宛ですから、大崎のイメージも悪くなる。喜んでいるのは創業家。それに、吉本の株主総会で騒いだ連中だけですよ」(吉本の内情を知るマスコミ関係者)

 2年前に吉本の現経営陣と創業家のお家騒動が勃発したが、結果は創業家の敗北に終わっている。しかし、その執念はすさまじく、いまだに水面下で攻撃を仕掛けている。

「情けないですが、内部にスパイがいるんです。前田も、お家騒動のときに創業家に情報を流していた一人であることは間違いないです」(吉本幹部社員)

 うがった見方をすれば、前田の訴訟費用は創業家からでは? という疑惑も浮かぶ。近々、脅迫状事件を担当している大阪南署が前田から再事情聴取を行うという情報もある。吉本サイドは「訴状はデタラメが多い」と言ってるだけに、事情聴取が裁判にどう影響するか、注目したい。

【実録】日本の”お家騒動”

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最終更新:2009/10/03 11:00
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