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サイゾースタッフ
チーフエディター/佐藤彰純
エディター/北村千晶
デザイナー/cyzo design
Webデザイナー/石丸雅己※
広告ディレクター/甲州一隆
ライター(五十音順)
竹辻倫子※/田幸和歌子※
長野辰次※/平松優子※
プロデューサー/川原崎晋裕
パブリッシャー/揖斐憲
※=外部スタッフ
第19回東スポ映画祭 ミスター長嶋の目の前でズボン脱いだ笑福亭鶴瓶「一流の証」
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
去る2月28日に東京・グランドプリンスホテル赤坂で、「第19回東京スポーツ映画大賞」と「第10回ビートたけしのエンターテイメント賞」受賞式が行われた。
昨年は、たけし審査委員長が体調を崩してドタキャンするというトラブルがあったこともあり、今年は関係者一同、たけしが無事会場に着くまで、ハラハラドキドキしていた。筆者も、このイベントの運営に携わる身として、同じ思いだった。たけしは、3月11日から行われるフランスのパリの「カルティエ現代美術財団」での約半年間にわたる個展の打ち合わせのために前日までパリにいるという。飛行機が飛ばないなどのトラブルがあったら「アウト」のスケジュールだったのだから、なおさらだ。だが、帰国日の27日に生放送されたTBSの『ニュースキャスター』に出演している顔を見て、ホッとした。
受賞式当日、たけしは多少の時差ボケはあったようだが、いざ、ステージに上がると、ボルテージも上がり、毒舌はいつにも増して鋭かった。
主演男優賞には今年、『ディア・ドクター』で映画祭を総なめにした笑福亭鶴瓶が選ばれたが、鶴瓶は「たけし兄さんに選ばれた賞が一番うれしい」と感激。以前、このコラムでも紹介した通り(記事参照)、昔、鶴瓶が東京進出に失敗したとき、たけしが番組制作会社の社長に「このまま、鶴瓶を大阪に返したら、東京のテレビ局が笑いものになるぞ」と言って、救ってくれたというエピソードを披露した。さらに、一級品のボケとして、鶴瓶はスーツの下に紙おむつを履いて、受賞後、ステージ上でズボンを脱ぐつもりだった。楽屋で紙おむつを履いている現場を偶然見てしまった出席者の所ジョージは、ステージの前のテーブルに座って、一人、「いつ脱ぐか、いつ脱ぐか」と大爆笑していたが、鶴瓶はなかなか脱がない。理由は、東スポ創立50周年の特別賞に選ばれたミスタージャイアンツの長嶋茂雄さんも、ステージ前にいたからだ。さすがの鶴瓶も、ミスターを前に下ネタを披露するのは腰が引けたのか......と思いきや、そこは一流の役者だ。ステージを降りる際に、ズボンがずるりと落ちて、見事に披露。会場は大盛り上がりだった。
映画賞の特別賞(東スポでの特別賞は、ワースト映画という意味)には、「ダチョウ倶楽部」の上島竜平が主演した『上島ジェーン』が選ばれ、ダチョウ倶楽部のメンバー全員が登壇。お約束の芸を披露したが、得意のおでんネタで寺門ジモンが、おでんをこぼしてしまうなど、芸はボロボロ。いくらベテランでも、盛大な受賞式で、大先輩たちを前に芸を披露するというのは想像以上のプレッシャーになるようだ。
エンターテイメント賞で日本芸能大賞を受賞したオードリーとU字工事も芸を披露したが、オードリーは見事にスベった。しかし、U字工事は早いテンポのネタで客席を大爆笑させた。このコンビの将来が楽しみだ。
トリを飾ったのは、長嶋茂雄さんだった。たけしは長嶋さんとの出会いのエピソードをいくつか披露し会場を沸かせたが、いちばん興奮していたのは、子どもの頃から憧れのスターを前にした、たけし自身だった。式が終わり、楽屋に戻ったたけしは「長嶋さんは、やっぱり素晴らしいよ」と感動していた。
今年の6月にたけしが「痛い映画」と自画自賛する映画『アウトレイジ』が公開されるが、たけし自身、来年の第20回東スポ映画大賞を総なめにすると今から張り切っている(たけし自身が受賞作を決めるのだから、それも不可能ではない)。筆者は、このハチャメチャながらも筋が通った、他にはマネができない東スポ映画祭に第1回から参加できて光栄だ。
(文=本多圭)
東スポ様には敵いません。
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