日刊サイゾー トップ > その他 > サイゾーpremium  > 一時決着のグーグルvs中国政府 長い目で見た勝者はどちらか?
佐々木俊尚の「ITインサイド・レポート」 第25回

一時決着のグーグルvs中国政府 長い目で見た勝者はどちらか?

1005_it_ill.jpg 自国のルールで勝ったつもりでいられるのも、
今のうちかも。

 グーグルが検索ビジネスを中国から撤退させることを決めた。この数カ月、世界中のネットユーザーたちから注目を集め続けた中国政府との戦いに、ひとまず決着がついたわけだが、この騒動から見えてきたものは一体なんだったのだろうか?

 グーグルが検索ビジネスを中国から撤退させた。

 この決定に対して中国は、「いち私企業が何を偉そうに」と憤っている。「グーグルが去ろうが去るまいが、中国政府はネット規制の原則を変えるつもりはない。中国のネットのルールや法制度を私企業が変えようと考えるなどというのは、実に愚かしいことだ」と。

 中国政府の公式声明は、新華社電によると次のような内容だ。

「どんな企業であっても、他国でビジネスを行う際はその国の法や規制に従うのが常識だ。だいたいインターネットの規制は他国に干渉される問題ではない。中国政府は法律に基づいてインターネットを規制し、その規制内容は必要に応じて改善されていく。これは純粋な国内問題だ」

最終更新:2010/04/30 10:00
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

山崎製パンで特大スキャンダル

今週の注目記事・1「『売上1兆円超』『山崎製パ...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真