日本一の模型見本市「第50回静岡ホビーショー」レポート!
おもちゃ
日本中のプラモデル・ラジコン・鉄道模型メーカーが一堂に会し、新製品を発表する「第50回 静岡ホビーショー」が、5月12日から15日にかけて静岡県・ツインメッセ静岡にて開催。模型大国日本ならではの練り上げられた技術とこだわりの職人技がキラリと光る最新アイテムが会場狭しと並び、新作アイテムを求める多くの来場者で会場はにぎわった。
国内有名メーカー75社が出展した今回の静岡ホビーショーは例年以上にバラエティー豊富なラインアップがズラリ。また、美少女キャラと既存のスケールキットのコラボレーションアイテム、いわば「痛キット」や大人気アニメ『マクロス』シリーズのキットが複数メーカーから発表され、アニメの勢いもあちらこちらから感じることができた。
なお例年通り開催期間前後には静岡市内各所で「静岡ホビーウィーク2011」が開催。タミヤ本社が見学できるオープンハウスや、日本最大級の鉄道イベント「グランシップトレインフェスタ2011」など、模型メーカーが多数集う静岡ならではの催しが多数行われた。
今年は3月に発生した東日本大震災の影響もあり、静岡ホビーショー開催期間中に2009年まで毎年行われていた航空自衛隊による静浜基地航空祭は残念ながら中止。施設工事によって中止した昨年に続き、2年連続でブルーインパルスの勇姿を拝むことはかなわなかったが、その分、技術大国日本の名に恥じないハイクオリティーな模型の数々が来場者の目を楽しませた。
◆バンダイ
ロートルなガンダムオタクの筆者はこれだけでもテンション上昇!
アニメ第2話をほうふつとさせるバトルシーンをリアルに再現している。
『新機動世記ガンダムW』のアレンジ版キットが登場!
まだ発売されていないガンダムも参考出展されていた。
思わず大人げないマジ改造で、「俺ガン」(俺だけのガンダム)を
作ってみたくなってしまうね!
思わずダブルライダーキックで飾りたくなるリアルな造形。
ちゃんと旧ライダーもいます。
◆東京マルイ
本物と見間違うほど精巧に作られたエアガンがズラリと陳列されていた。
手に取る来場者が途絶えることはなかった。
やはりその注目度は高い。
コンパクトなボディーの割にズッシリとした重さが特徴だ。
◆ハセガワ
アメリカ海軍最強の電子戦機。そして参考出展の「1/32 雷電21型」。
コラボした萌えジェット!
パッケージの美少女も大人気の「たまごひこーき」シリーズもズラリ。
◆タミヤ
ミニ四駆レースやRCカーの実演などのデモンストレーションに
多くの来場者が足を止めた。
◆やまと
実際にガシガシ動かして遊ぶことができた。
今にも飛び掛かりそうな躍動感がたまらない。
リアルな造形とファンキーな雰囲気が「イーネッ!」
◆青島文化教材社
『夢喰いメリー』『すーぱーそに子』など、なかなか通なチョイスです。
表面がちゃんとツルツルの光沢仕様になっているという、こだわりぶりに泣ける。
日本の技術力の象徴に注目が集まった。
また、『スタートレック』のエンタープライズ号にも
SFファンが群がった。
話題作『けいおん!!』『魔法少女まどか☆マギカ』などの最新グッズも展示。
◆その他の注目商品
モーターなどのパーツ開発メーカー・双葉電子工業
のロボットには感嘆の声が上がった。
レーザーを駆使した加工技術と職人の熟練の
技が光る模型は圧巻。
再現したジオラマを展示。細かい!
最新RCカーの展示が行われており、
多くのカーマシンファンでにぎわっていた。
耐久レーシングチーム・KYOSHOアリスモータースのグッズも
続々登場。
(取材・文・写真=有田シュン)
素晴らしきかな。
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