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実母の生活保護不正受給疑惑を釈明

「芸人保険もないしパニックになった」次長課長・河本準一記者会見を無編集ノーカット全文掲載

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──そうするとそれはいつからの分をお返しする予定ですか?

河本 だいたい5~6年前からだと思います。

渡邊 すいませんあの、行政の方とそこらへんのところを、これから今あの、しっかりお話させていただいて、調整しているところですので、正確なところはまだ決められないといったところがあるので、ご理解いただければと思います。お願いいたします。

──河本さんが、毎日テレビに出てお仕事されてる中で、自分の母親が生活保護を受けている。どんな気持ちでいらっしゃいましたか?

河本 正直なところ話させていただきますけど、情けなくて恥ずかしい気持ちです。自分の母親が生活保護を受けているというところは、正直誰にも知られたくなかったですし、そういうことも全部世間の方にも分からなく、明るく振る舞うということが自分の仕事だと思っていましたので、ずっと生活保護を受けてる中、仕事をしてきましたが、早く抜けさせてあげなければというような思いで仕事をしてまいりました。

──その、増額をされた、5~6年前ですよね、そのころでも十分にお母さんの面倒を見られるといったようなことではなかったんですか。

河本 かなり自分の認識が甘かったんだと思います。「その時期に見れただろう」というご指摘もたくさんありましたけれども、先ほども申しましたように、これは自分1人だけではないんですが、来年の仕事の保証はまったくございませんし、まあ自分事ではございますが、その間にも数回、長期的に休まなければならない病気も患ってしまいまして、その分、すべて自分の負担となりますし、芸人保険というものもございませんので、パニックになったのが、今の正直な気持ちです。

──5~6年前から援助をいくらか始められて、今年1月にも増額という形もさらにできたという中で、でも、今年の3月あるいは4月ころにお母様の方で打ち切りたいというまでは、打ち切りということに関しては一切お考えにはならなかったのでしょうか。

河本 いえ、半年くらい前から、話し合いのほうはずっと進めてまいりました。その分、これは生活保護を実際に受けてる家族の方たちだとご理解いただけると思うんですが、特に大病を患っているご家族がいる場合ですと、急に莫大なお金がかかったりと、いろんなことがございますので、定期的に、自分の方でもお金の蓄えもしていかなければなりませんし、なおかつ、毎日の生活も、自分の家族の生活もありますしと、いろんなことがございましたが、その分、福祉の方々に、少し自分の気持ちが甘かったのか、半年くらい前からお話させていただくようになりました。

──そのお母様の生活ぶりというのは、生活保護プラスその河本さんの援助、のみで生活をされる予定だったのでしょうか。それともほかに、たとえば毎月いかばかりかお小遣いというか、必要なときには差し上げるというようなことはあったのでしょうか。

河本 基本的にはありません。長年会っていないという状況もありましたし、岡山と東京ということで、自分の仕事が忙しくなってきまして、仕事がないときには、電話のできるタイミングとかもあったのですが、深夜に収録が終わることが多いので、なかなか話することもできなかったですし、そのへんが今回の件を招いたのだと思いますけれど、もっと母親のケアができればな、と思っています。

──渡邊さんは弁護士でもあられるので法的なことをうかがいたいのですけれど、今、河本さんの認識でも「違法な点はなかった」ということをお話しされたと解釈しましたけれども、基本的にすべて福祉事務所と話したうえで、河本さんの収入面も含めて、どれくらい払えるかということを決めて、支援して、残りの分を生活保護で受給していたということで、それ以外にお金を渡したりはしていないということで、判断として、虚偽の申告をしていたりとか、お金は、実際には母親に資産があったにもかかわらず受給をしていたというようなことは一切なかったということでよろしいのでしょうか。

渡邊 はい、純粋に法的なことで申し上げますと、我々の方では、そういったいわゆる「不正受給」といわれるような虚偽の申告をして生活保護を受けるというような行為ではなかったと認識しておりますので、問題ないと判断しておりますが、今回、河本本人の意思もあるんですけれど、道義的な部分で、というところでお話をさせていただいているという認識でございます。

──河本さんにおうかがいしたいんですけれども、先ほど、いろいろ苦労している方に申し訳ないという道義的な面でのお話があったんですけれども、これ逆に、生活保護を受けざるを得ない人にですね、辞退を強要するような風に取られかねないので、そこらへんのところを渡邊さんと河本さんにもう一度お話いただきたいんですけれど、今回、河本さんがお金を払える状態なので、受給資格はあったけれども、融資的に福祉の方にお返ししたいということであるのかという確認とですね、本当に困窮している方が受給していることについてどうこう言うことではないんだという理解でよろしいのかどうか、もう一度お話をいただきたいと。

河本 はい。改めまして、これは自分の気持ちです。今まで自分がしなければならなかった、福祉の方々にいろいろ助けていただいた分、その分をきちんと返すというのは、自分の気持ちであります。

──河本さんにおうかがいします。認識が甘かった、ということをおっしゃっていますが、具体的には、福祉事務所と援助額を決めていたということですが、この額が少なかったという部分に対してなのでしょうか。

河本 少なかったというようなお話よりも、収入が多いのにもかかわらず生活保護を受けているのは道義的にどうなのかということの指摘に対しまして、自分の認識が甘かったというようなことでございます。

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