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テレ朝は1時間超え! フジ1時間弱、TBSは触れず……みのもんた謝罪会見を各局はどう伝えた!?

■フジテレビ系『ノンストップ!』(報道時間:約18分間)

 「みのもんた(69)会見を分析」と題し、「自らの子どもの育て方への疑念」「予想を超えた世論の反発」という2点に注目。みのの心の動きを掘り下げた。

 スピーチコンサルタントの三橋泰介氏は、みのが自身のことを「どこかで思い上がって、どこかでつっぱっていた」と表現したことに注目。「完全に自分の悪い部分を認めた」「深い反省をしていると推測できる」と読み取った。また、次男を名前で呼ばずに「彼」と呼び続けるみのに対し、「人間関係に一定の距離感を感じる」と指摘した。

 また、スタジオゲストのハイヒールリンゴは、「思い上がって~」という発言について、「みの節から考えると、絶対に言いたくない言葉だと思う。すごいびっくりした」とコメント。同じくゲストのスピードワゴン・井戸田潤は、「世間がもう一回戻っていいよという風潮になれば、戻ってきていただいて、またみの節が聞きたい」と復帰を期待した。

■テレビ朝日系『モーニングバード!』(報道時間:約32分)

 みののうつむいた表情と、笑顔の顔写真を巨大パネルにしてスタジオに設置。アナウンサーは「父親にも責任があると降板を決意した理由を説明する一方、辞めろという風潮さえなければ、番組を続けていたとも発言」と、会見から見え隠れした本音の部分をクローズアップした。

 コメンテーターの石原良純は、「僕も昔は、慎太郎の息子で“しんたこ”とか呼ばれてた」と、有名人を親に持つ息子の立場からコメント。「僕の父親をみのさんに置き換えて考えた時に、『父親が責任を取ってしまうことは、息子を否定してしまうこと』だと、うちの父親は思うだろう」と話した。

■テレビ朝日系『ワイド!スクランブル 』(報道時間:約36分)

 「絶叫70分! 語った言葉と露呈した“ホンネ”」と題し、「3つの問題点」を指摘。70分の会見中、被害者への謝罪が一言もなかったことなどを問題視した。

 危機管理コンサルタントの田中辰巳氏は、「(みのの会見のように)余計な話をして“お涙ちょうだ”的な内容になったところは、実は謝罪の場面ではやらないほうがいい。許してもらおうという“あざとさ”を感じてしまう」とし、「世間をお騒がせしました」という開口一番から「失敗だった」と見解を述べた。

 コメンテーターの川村晃司氏は、“世間の風潮”を理由に報道番組のみを降板したみのに対し、「差別とまでは言いませんけど、社会的な発言をしているメディアにおける場としては、いかなる番組でも社会的存在である」と批判。みのの責任感に疑問を投げかけた。

 合計報道時間はテレ朝がトップ。フジも1時間弱と、多くの番組がトップニュースとして報じたみのの会見。過熱する騒動はこれを機に収束し、みのは鎌倉の豪邸に落ち着いて戻ることができるのだろうか?

最終更新:2013/10/28 17:38
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