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AKB48には“中毒性”がある!? アイドルのパチンコ台が増加している背景事情

【リアルサウンドより】

 パチンコメーカー藤商事のイメージガール「FUJI★7GIRLs」のメンバー7人に、パチンコ演出用映像の撮影で使ったセメントが付着、皮膚に炎症を起こす事故が発生し、各メディアで報じられて話題となっている。藤商事は「再発防止に向け、あらためて安全管理の周知徹底を図る」としているが、そもそもなぜ、パチンコの演出にアイドルが起用されているのだろうか。

 AKB48をイメージキャラクターにした「CRぱちんこAKB48」を筆頭に、「つんくプロデュースCR元祖ハロー!プロジェクト」、「CRフィーバー倖田來未」「CR中森明菜・歌姫伝説」など、アイドル歌手を起用したパチンコ台が多い理由を、パチンコ雑誌の編集者に尋ねてみた。

「歌手とタイアップした台は以前からありましたが、ここ2、3年はアイドルの台が確かに増えましたね。アイドルブームの影響はもちろんあると思うのですが、これほど顕著に増えたのは、やはりパチンコとアイドルの相性が良いからではないでしょうか。まず、アイドルの台であれば、本来あまりパチンコには興味がなかったアイドルファンを取り込むことができるという、パチンコ屋側のメリットがあります。最近では『CRびっくりぱちんこ 銭形平次 with チームZ』という、AKBグループと銭形平次のコラボ台が大ヒットしたのですが、それのテーマソングとなっている『恋のお縄』はパチンコ景品限定CDなんですよ。AKBの大ファンなら、やはり打ちたくなるでしょうね」

 アイドル側にとっても、パチンコのキャラクターになるメリットは大きいという。

「アイドルソングは明るく元気なものが多いから、当たった時に流れるとテンションが上がります。若い女の子がたくさん出てきて応援してくれるんですから、男性のパチンコファンは特にたまらないでしょう。先に話した『銭形平次』はよくできていて、大当たりの時しかAKBが出てこないんですよね。銭形平次に扮した大島優子が、小判を投げてゲームに協力してくれるわけです。で、気分のいい時にばかり彼女が出てくるものだから、刷り込み的な感じでだんだん好きになっていく。しかも『銭形平次』は出玉のバランスが絶妙で、パチンコファンにとっても魅力的な台。パチンコを通してAKBファンになったという話も、パチンコ好きの間では珍しくありません」

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