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KinKi Kidsが長年の不仲説を払拭!? ニューシングルが充実の仕上がりとなったワケ
2013/11/04 09:00
リアルサウンド
おたがいに認め合っている様子は、今回のシングルからも伝わってくるという。
「これまでのKinKi Kidsの楽曲だと、歌の上手い剛さんのパートに耳がいきがちでしたが、今回は光一さんの歌声の良さもちゃんと伝わっています。おたがいの歌い方を理解した上で歌っている感じで、とても調和が取れていると感じました。1年9ヶ月ぶりのシングルですが、ここ最近の2人の活動をちゃんとフィードバックしていて、全体的にレベルが上がっていると思います」
曲調もまた、KinKi Kidsの長所を引き出している。
「2人はもともと『俺ら根暗だから』と公言しているように、“明るく元気なアイドル”というタイプではありません。でも、そんな2人だからこそ他のジャニーズグループとは異なったアプローチができます。今回の曲のタイトルも『まだ涙にならない悲しみが/恋は匂へと散りぬるを』で、失恋をテーマにしていますが、哀愁や悲哀といった感情を表現できるのは、KinKi Kidsの強みでしょう。クールな関係性の2人ですが、そこもまた魅力に繋がっているのは間違いないはず」
SMAPや嵐といった他のジャニーズグループに比べ、わびしさ・さびしさを表した曲が多いKinKi Kids。『まだ涙にならない悲しみが/恋は匂へと散りぬるを』が名作と評される背景には、2人ならではの馴れ合いのない関係性が成熟し、その美意識が色濃く反映されている、という面もあるのかもしれない。
(文=編集部)
最終更新:2013/11/04 09:00