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今年の紅白はアイドルに冷淡? 初出演NMB48が、HKT48や乃木坂46らに先んじたワケ

 また、来年NMB48に続き、紅白出演への切符を手に入れるのは、HKT48なのか(HKT48の指原莉乃は「焦らずに声をかけていただけるまで待つのみです。来年ともいえないので。じっくり頑張りますので応援よろしくお願いします!」とGoogle+で投稿している)、それとも公式ライバルである乃木坂46なのかも気になるところ。グループ間の切磋琢磨から目が離せそうもない。

 少々気が早いが、紅白後のNMB48が次なる目標として何を掲げるのかも気になるところ。SKE48が来年、単独でのナゴヤドーム公演を控えているように、すでに大阪城ホールを成功させたNMB48が大阪ドームでの公演を視野に入れるのは自然な形だろう。しかし、一年間の目標としてドームコンサートを設定するのは、今のNMB48には少々物足りない気もする。

 そんな状況の中、注目したいのは、紅白発表直前の11月19日に初日を迎えたチームNの『ここにだって天使はいる』公演だ。AKBグループ全体で順次はじまる予定となっている新公演の第1弾で、劇場に集まったNMB48ファンのみならず、AKBグループ全体の中でも期待されている。DMMでの配信も、大いに話題となった。本コラムでも何度か、AKBグループの「劇場回帰」を提唱している。チームNの新公演は、まさにその期待に沿った、満足度の高いエンターテイメントに仕上がっているという。

 劇場公演は「AKB村で起きている出来事」と、揶揄されるような、狭いコミュニティの中での話かもしれないが、そのAKB村に多くの住民を迎え入れ、定住させることは、グループ全体にとっても重要な課題であることは間違いない。特に吉本がエンターテイメントのシステムを構築した大阪という街では、地域に根ざした活動を展開し、地元民に愛されるアイドルになることが大切だ。

 日々の努力を積み重ね、NMB48が大阪の日常に受け入れられること――。それが紅白を経たNMB48に課せられる使命となるに違いない。

■エドボル
放送作家。『妄想科学デパートAKIBANOISE』(TOKYO FM水曜25:00-)『安田大サーカスクロちゃんのIdol St@tion』(目黒FM隔週木20:00-)、『Tokyo Idol Festival2013』(フジテレビNEXT)など、テレビ・ラジオなどの構成を担当。サイゾー、SPA!などでもアイドル関連のインタビューを中心に執筆中。

最終更新:2013/11/26 09:00
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