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BiSメンバーが全裸写真公開へ 彼女たちはなぜ過激なパフォーマンスを続けるのか

【リアルサウンドより】

 BiSのメンバー全員が全裸姿で撮影された写真が、カルチャー誌『Quick Japan 111号』(12月12日発売)の裏表紙と特集記事に掲載されている。BiSは2011年8月に公開された「My Ixxx」のMVでも、現メンバーのプー・ルイとヒラノノゾミが野外で全裸撮影に挑戦。今回は来年に予定されている“解散”に向けて、全力で駆け抜けるという意志を込めて、メンバー全員で撮影に臨んだという。

 これまでもBiSは衝撃的なパフォーマンスを繰り返し、話題を集めていた。2012年のライブでは「今揉めるアイドル」をキャッチフレーズに、スクール水着姿で客席に飛び込むパフォーマンスを披露し、その動画がネットで炎上。先述の「My Ixxx」発表の後は、AV風のMVに仕上がった「DiE」が注目を集めた。2013年8月には世界的ノイズバンドの非常階段とコラボし、BiS階段として活躍。同年10月には、ファッションデザイナーのコシノジュンコが正式メンバーとして加入、翌月には終身名誉メンバーに就任するなど、先の読めない活動は常に衆目を集めている。

 アイドルグループとしては極めて特異な道を歩んできたBiSだが、なぜ彼女たちは過激なパフォーマンスを続けるのだろうか。そして、その姿勢はシーンにどんな影響を与えるのか。BiSの映像コンテンツに携わる、スペースシャワーTVの映像プロデューサー・高根順次氏は、その活動方針について次のように語る。

「BiSのマネージャーの渡辺淳之介さんはよく『僕らはパンクバンドなんです』と言っていますが、彼女たちの姿勢はまさしくパンクなのではないかと思います。プロモーションの手法として、ほかのアイドルはもちろん、ロックバンドでもできないようなやり方を常に模索しています。しかも、同じことはせず、さらにそれを越えるインパクトを追い続けている。人によってはそれを、表層的な表現だとか、やり過ぎだとか感じる場合もあると思いますが、彼女たちはそれさえも自覚しながら、あえて過激なことに挑戦します。常にかぶき続けているのが、BiSというグループなんです」

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