嵐、KAT-TUN、キスマイ……ジャニーズ「激動の2013年」を検証する
リアルサウンド
ファンの顔を覚えているという大野智。
【リアルサウンドより】
東京オリンピックが決定し、最弱球団と言われていた楽天が日本一になり、30年以上つづいた『笑っていいとも』の終了が発表され…。まさかと思っていたことが、次々と実現した2013年。それはジャニーズの世界でも同じ。激動の2013年を振り返ってみることにしよう。
■1月、Hey!Say!JUMPの山田涼介が『ミステリー・ヴァージン』でソロデビュー
2012年2月にリリースされた『SUPER DELICATE』から約1年ぶりに発売されるシングルが、まさかのソロということで、ファンに衝撃が走った。メンバー間でも複雑な気持ちが交錯したかに思えたが、最近のインタビューでは「ソロで活躍したことをJUMPに還元していくことが、グループとして成長できる」と、プラスに捉えられているようだ。2013年後半に、マネジメント体制が変わったと見られるJUMPは、2月に『AinoArika/愛すればもっとハッピーライフ』(両A面)の発売も決定している。2014年はドラマへの露出も上がり、飛躍の年になりそうだ。
■2月、嵐が被災地でシークレットライブを開催
宮城県七ヶ浜町で被災者500人を無料招待し、11曲を披露。さらに、全員と握手をして会場を後にしたよう。5人が仮設住宅をアポなしで訪問し、直接元気づける光景も。トップアイドルの突然の訪問にさぞかし驚いたことだろう。ジャニーズではこれまでMarching J(マーチング ジェイ)と名付けて、災害支援プロジェクトを行ってきた。時間のかかる復興支援に、彼らが動き続けることで日本全体における震災の記憶の風化を防いでくれることだろう。
■3月、40人グループ『Twenty・Twenty』の構想が発表される
2020年のオリンピック開催に合わせてデビューを目指すグループを結成するという構想が、舞台『ジャニーズ・ワールド』の東京ドーム公演で突如発表された。しかし、現在再演されている『JOHNNYS’ 2020 WORLD』では、何も触れられていないため、もしかしたら空中分解してしまった様子。応援しているJr.には、7年後を待たずにデビューしてほしいというのがファンの心理なのかもしれない。
■4月、SMAP5人旅で話題沸騰
『SMAP×SMAP』のスペシャル番組として、初めて5人だけで旅行するという企画が実現。ふだん、プライベートでも5人で揃うことはないSMAPだけに、「よく実現した!」とファンは大喜び。なかでも、5人がカラオケをしたとき、SMAPメドレーで盛り上がる中、『ベスト・フレンド』で中居正広が大号泣する展開に、もらい泣きした視聴者もいたことだろう。
■5月、『J’J A.B.C-Z オーストラリア縦断 資金0円ワーホリの旅』で高視聴率をマーク
J’Jシリーズでは、山下智久、滝沢秀明、JUMPにの知念侑李に髙木雄也…と、ジャニーズの主要メンバーが旅をしてきた。だが、旅人がA.B.C-Zに変わった瞬間、バラエティ要素が増加。なんと資金を自分たちで稼ぎながら旅をするというもの。ジャニーズではあまりみない体当たり企画に、視聴率も好調。A.B.C-Zの可能性を大きく広げた。
■6月、嵐・大野が「ファンに自分から声をかけた」発言が話題に
大野智がレギュラーを務めるラジオ番組で「ライブに通ってくれるお客さんは見てわかるんです」と話し、さらには、カフェの店員に「ライブに来てくれるよね」と話しかけたというエピソードも披露。ファンが沸いた。今や、嵐のコンサートといえばドームか国立競技場と大きな会場ばかり。そんな中、ファン1人ひとりの顔をしっかり見つめているというのだから驚きだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事