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アイドリング!!!リーダーの遠藤舞が卒業……アイドルはソロシンガーとして活躍できるのか

【リアルサウンドより】

 アイドリング!!!のワンマンライブ『アイドリング!!! 13th LIVE 史上最大!25人の大作戦グ!!! 晴れ、時々神』が12月8日に東京・中野サンプラザで行われ、その夜公演にてアイドリング!!!リーダーの遠藤舞が、来年2月24日の東京・Zepp DiverCity TOKYOのライブで卒業することを、自らの口から発表した。

 アイドリング!!!結成から7年。もともとアイドルどころか芸能界にすら興味が無かった彼女は、昨年にシングル『Today is The Day』でソロデビューを飾った。その後、ソロシンガーとしての活動に専念したいという思いが芽生え、卒業を決断したとのことだ。アイドリング!!!では「鉄の女」と呼ばれ、今まで慕っていた前「自称」リーダー加藤沙耶香の卒業や、テレビ収録で行われた様々なドッキリでも涙を見せたことがなかった彼女(ケツバットでの痛みによる涙は除く)は、今回の発表後に初めて涙を見せ、その決断の大きさを改めて感じさせた。

 アイドリング!!!にスカウトされていなければ、今頃、美容師になっていたかもしれない彼女。ライブでの生歌にこだわるアイドリング!!!において、高い歌唱力を持つ彼女は、様々な楽曲の落ちサビでソロパート担当することも多い。また、絶対音感を持ち、正確無比な音程で時に美しいハーモニーを聴かせてくれる。まっすぐで憂いと艶のある遠藤の歌声は、アイドリング!!!にとって他のアイドルグループにはない絶対的な武器となっていた。そんな彼女の圧倒的なボーカル力を再確認させられたのが、テレビ番組の「アイドリング!!!」のMCを務めるバカリズムが作詞、シンガーソングライターの奥村愛子が作曲を担当した「勇者の憂鬱」という曲だ。現在この曲はバカリズムの単独ライブDVD『勇者の冒険』のエンディングテーマとして聴くことが出来る(DVD上では『バカリズム少女歌劇団』と表記されている)。RPGゲームの勇者の悲哀をコメディタッチに歌い上げるピアノの旋律が印象的なバラードなのだが、正直コメディソングでは収まらない勇者の憂鬱……というよりわがままに近い独白を、遠藤の温かく優しい歌声でつつみ込み、切なさの先の笑いへと見事に導いてくれる。

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