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SKE48が初の「セールス下降トレンド」に直面 次回作以降の巻き返し策はあるか?

【リアルサウンドより】

2013年11月18日~2013年11月24日のCDシングル週間ランキング

1位:賛成カワイイ!(SKE48)
2位:クルクル(E-girls)
3位:黒猫 ~Adult Black Cat~(Acid Black Cherry)
4位:未確認中学生X(私立恵比寿中学)
5位:Pinky Santa(BOYFRIEND)
6位:Re:(9nine)
7位:Shirayuki(MYNAME)
8位:SNOW DOMEの約束/Luv Sick(Kis-My-Ft2)
9位:Believe in Yourself!(palet)
10位:クリスマス・イブ(30th ANNIVERSARY EDITION)(山下達郎)

 1位のSKE48は初週の推定売り上げ枚数が44.9万枚。これはこれで立派な数字だが、7月にリリースされた前作「美しい稲妻」が51万枚だったのに比して、大きく数字を落としていると言わざるを得ない。以下、過去作品の傾向を見ると1月リリースの前々作「チョコの奴隷」は53万枚、その前作にあたる昨年9月の「キスだって左利き」は51万枚といずれも50万枚を超えており、それを踏まえれば今作の下落ぶりはより目立つ。もっと言うとSKE48の初週売り上げ枚数が2作連続で前作割れとなったのは初めてのことで、つまりこのグループはCD売り上げ枚数において、結成以来初めての下降トレンドと言える事態に直面したことになる。

 にもかかわらず多くのメディアは今作の結果について、「SKE48は今作で9作連続シングルチャート1位。これはピンク・レディーと並ぶ記録で、AKB48に続く歴代2位タイ」などと楽観的な話題を喧伝しているようだ。これはおそらく運営サイドからの売り文句をそのまま使っているだけなのだろうが、そうして単純なチャート順位だけに注目した情報を右から左に流してみても、グループがどんな状況にあるか正確に伝えているとは言えないのではなかろうか。

 もちろんSKE48の運営サイドは、内部的にはこの結果を重く受け止めているはずだ。だからメディ アやファンとしてはシングル9作連続1位などというさして意味深くもない記録に興味を持つフリをするよりは、むしろ次回作以降に講じられるであろう巻き返し施策を期待して待つべきだろう。グループ自体がメンバー構成の移り変わりなどを経た変革期を迎えているのも事実で、それも勘考した次の一手をどう出すかが楽しみなところだ。

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