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乃木坂46、シングル1位獲得 ”48グループ”を超えるセールス躍進の背景とは?

【リアルサウンドより】

参考:2014年03月31日~2014年04月06日のCDシングル週間ランキング(2014年04月14日付)(ORICON STYLE)

 週間ランキングの1位は乃木坂46の8thシングル「気づいたら片思い」。今回はこの曲のセールスから読み解ける”48グループ”の勢力図の変化について分析していこう。

 このシングルの初週売り上げは45.8万枚と過去最高のセールスを記録。デビューシングルの『ぐるぐるカーテン』の初週13.6万枚から8枚目のこのシングルに至るまで、見事な右肩上がりの曲線を描いている。特にここ3作は『ガールズルール』(2013年7月発売)の初週33.7万枚、『バレッタ』(2013年11月発売)の初週39.5万枚から、今作の45.8万枚へと目覚ましい伸びを見せている。

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 では他の”48グループ”はどうだろうか。

 実はこの連載でさやわか氏が指摘しているように(参考:【SKE48、シングル1位獲得も「セールス下降トレンド」続く 人気安定への正念場に】)、SKE48は昨年末からセールス下降トレンドに直面している。『美しい稲妻』(2013年7月発売)は初週51万枚、『賛成カワイイ!』(2013年11月発売)は44.9万枚、『未来とは?』(2013年3月発売)は39.8万枚だ。

 また、NMB48は『僕らのユリイカ』(2013年6月発売)が48.2万枚、『カモネギックス』(2013年10月発売)が37.5万枚、『高嶺の林檎』(2014年3月発売)が初週40.7万枚と横ばい。一方、HKT48はデビューシングル『スキ!スキ!スキップ!』(2013年3月発売)が25万枚、『メロンジュース』(2013年9月)が26.9万枚、『桜、みんなで食べた』(2014年3月発売)は27.7万枚と、少しずつセールスを積み増している状況だ。

 そして本家AKB48は、昨年を代表する楽曲の一つとなった『恋するフォーチュンクッキー』の初週133.0万枚以来、『ハート・エレキ』(2013年9月発売)が初週120.4万枚、『鈴懸の木の道で〜』(2013年12月発売)が初週103.3万枚、『前しか向かねえ』(2014年2月発売)が初週109.1万枚と、セールス面で上回ることはできていない。

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