日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 謎のヒゲ女装外国人、登場!

プロレスラーで俳優でヘヴィメタ歌手!? “謎の女装外国人”Ladybeardちゃんの正体を探る

140107_Ricky-952-Edit.jpg素顔はかなりイケメン。

「ほかのプロレスラーに言ったら微妙な反応でしタガ……(笑)。女の子の服を着て、汚い言葉遣いでしゃべるキャラクターなんで、初めての試合の時、みんなに嫌われるだろうと思ってたんデスケド、みんな喜んでくれましたネ。『カワイイ~』って! それから、香港で1番人気のプロレスラーになりマシタ」

――えーっ、人気ナンバー1・レスラー!? スゴイじゃないですか。

「イヤ、そうでもナイネ。日本にはたくさんのプロレスの会社(団体)があってとても人気ですケド、香港はひとつの会社しかなくて、プロレス自体の人気があまりありマセン」

――ああ、香港プロレス界で人気でも、あまり一般には知られてないという……。

「そうなんデスネ(笑)」

――プロレスとともに、音楽もやっていたんですよね。

140329_LB-cyclon-104.jpgこんな格好でシャウト!

「もともとはヘヴィーメタルの歌手になりたかったんデス。でも、スクリームの仕方(デスボイスの出し方)が分からなかったんで、ヘヴィーメタルシンガーはダメね。それから香港で声優の仕事をやるようにナッテ、スクリームを習いました。それでバンドをやるようになったンデス」

――だったら普通にヘヴィーメタルをやればいいと思うんですが、どうして女装でポップソングのカバーを?

「1番好きのミュージックは、ポップソングのヘヴィーメタルカバーなんデス。アメリカのバンドは大抵、1曲くらいはポップソングのカバーをしてマスネ。だから、香港にいた時から広東語のポップソングを聴いて『この曲はすごくキャッチーでいいメロディ、誰かメタルカバーしないかな?』と思ってたんデス。でも、誰もやらないから自分でやりマシタネ」

――あ、最初は香港の曲をカバーしてたんですね。日本の曲をカバーしだしたきっかけは?

「2011年に日本で『カワイイ・コア・ツアー』をしましたネ。その時に日本の曲をカバーしまシタ。宇多田ヒカルの『First Love』、AKB48の『ヘビーローテーション』、浜崎あゆみ『evolution』、嵐の『Love so sweet』、それと『おどるポンポコリン』」

――すごいラインナップですねぇ~。日本のツアーではウケたでしょう。

「すっごく喜んでくれマシタ! 日本人、私のミュージックのスタイル大好きだったネ。だからココに住みたいって考えマシタネ。それで2年間、日本語の勉強をシテ、去年の10月に日本に来まシタ」

――去年の10月に来たばっかりなのに、いきなりいろんな仕事をしていますよね。

「すごくたくさんですネ。忙しいけど、すごくラッキーです」

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