日刊サイゾー トップ > その他 > ウーマン・ウェジー  > タモリ、稲垣吾郎に親近感のワケ

共演20年のSMAPメンバーより、接点なき稲垣吾郎を「似てる」と語るタモリの嗜好

【サイゾーウーマンより】

ゴローちゃんに白羽の矢がたちました

 今回ツッコませていただくのは、『笑っていいとも!』最終週&『笑っていいとも!グランドフィナーレ感謝の超特大号』(フジテレビ系)で再確認された、タモリとSMAP各メンバーの距離感の違い。

 まずは最終週のテレフォンショッキングに登場した木村拓哉。自分がゲストなのに、気を遣ってタモリに質問を振るサービス精神は相変わらずだが、興味深かったのは「SMAPメンバーで、タモリの家に初めて行ったのも、『笑っていいとも!』に初めて出演したのも、キムタクだった」という事実。というのも、いつも場の中心にいるキムタクが、「対タモリ」に関しては、完全にアウェーに見えていたからだ。『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)などで共演する際には、常にキムタクがアプローチし、サービストークを披露するが、どうにもタモリにはハマらないように見え、空回りしている気がしていただけに、この意外な接点がタモリの口から語られた時には、余計なお世話ながらホッとした。

 そして、『グランドフィナーレ』の香取のスピーチ。笑いを取りつつも、「つよぽんがすごく仲良くて、タモさんちに行ったりするの、すげーずっと羨ましかった」という本音トークには、珍しく根っこにある「陰キャラ」が露呈しているように見えた。日頃は「天真爛漫」「末っ子キャラ」を演じているが、実は幼い頃からジャニーズや芸能界しか知らない香取は、メンバーの中で最も世間ズレしていない、暗く悲しい人だと思う。そんな素顔が出たのも、タモリのフラットさあってのものだろう。涙声で「『笑っていいとも!』と言うのがつらい、苦しい時もあった」と思い出を語る時に、誰より真剣に聞いていたのが草なぎ剛だったのも、印象的だった。

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最終更新:2014/04/04 14:48
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