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きっかけは浦和レッズ“JAPANESE ONLY”問題!?

村井チェアマンへのけん制か? Jリーグ・新たに発足した「マーケティング委員会」の狙いとは

j0418.jpgJリーグ公式サイトより

・会議が多くなる
・同じやり方が3カ月以上続く
・取締役が営業しない
・文書が多い
・ケンカをしない
・社員が急に増える
・横文字が増える
・意味不明な部署が増える

 これらの項目が当てはまる企業は“弱っていく”、つまり倒産する可能性があるといわれているが、そんな項目が5つも当てはまってしまうのが、公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)である。

 先日、Jリーグが新たに「マーケティング委員会」を発足させた。「リーグマーケティング、スポンサー契約、テレビ・ラジオ等放送権、商品化事業、その他権利ビジネスに関する事項の検討・立案」を所管事項としているが、それはすでにあるJリーグエンタープライズやJリーグメディアプロモーションなどの仕事に思える。もちろん、今までJリーグ幹部と関わりのなかった有識者を外部から招聘しているならば話は別だが、委員は委員長の中西大介氏をはじめ、おなじみのメンバーばかり。

 サッカー関係者の間では、「2ステージ制を推し進めたメンバーの集まりでは?」という声が上がっており、仰々しく委員会にする意味が感じられず、まさに「会議が多くなる」「横文字が増える」「意味不明な部署が増える」が当てはまる。

 そもそも、なぜ「マーケティング委員会」は発足されたのだろうか? これが政治の世界ならば、委員の力の誇示以外に考えられないし、委員の面々からもそれが垣間見える。というのも、浦和レッズの“JAPANESE ONLY”問題が起こった際、記者団からその話を伝え聞いた村井満チェアマンは、「調査して、厳正に臨まなければいけない」と不快感をあらわにした。記者たちは当然、村井チェアマンが即座に動くものだろうと思った。ところが、Jリーグチェアマンとして公式発表をしたのは5日後。その間に何があったのか?

 ここからは、あくまでも想像である。

 村井チェアマンを言いくるめようとしたグループがいたのではないだろうか? そのグループは当然、Jリーグに長く居座る幹部たちである。Jリーグは、お役所並みに縦割りで、幹部がチェアマンを操っても、下の職員が幹部を突き動かす風土はない。ケンカをしない体質は有名である。だが、村井チェアマンは屈しなかった。その結果が、浦和レッズへの処分であり、村井チェアマンの動きは十分に評価できるものだったと、サッカー関係者たちは口をそろえる。

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