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週刊誌スクープ大賞

狙いは医療費抑制か――日本人間ドック協会の「新基準」で健康な人が増える!?

 南部氏によると、衝撃波を打つと、ペニスを走る血管が拡張しやすくなり、血液の充満が起こりやすくなるどころか、ペニスの毛細血管が新しく伸びる「血管新生」が起きてくるそうだ。衝撃波によって、血管を増やす因子が出てくると、ペニスの中にある海綿体に数多くの血管が生まれてきて、血流が滞った血管の周りに、毛細血管のバイパスが張り巡らされて血流がよくなり、ペニスも固く育つというのだ。

 だが、問題は治療費の高さである。上野中央クリニックでは37万8,000円、ABCクリニック東京新宿院では43万2,000円である。効き目は5年ほどだというが、あなたならどうしますか?

 ついに、小保方晴子さんの“ケビン・コスナー”氏が4月16日に登場した。「週刊文春」(3/27号)「小保方晴子さん乱倫な研究室」でこう書かれた人だ。

「疑惑が浮上し始めてから、笹井(芳樹=筆者注)先生は『僕はケビン・コスナーになる』と語っていたそうです。ケビン・コスナーが主演した『ボディガード』のように、小保方さんを守り続けるという意味なのでしょう」(理研の元同僚)

 笹井氏は「ネイチャー」誌の論文の共同執筆者だから、記者会見は注目を集め、3時間にもおよんだ。

 笹井氏は冒頭、論文に関して疑惑を招く事態となったことは申し訳ないと謝り、信ぴょう性に疑惑を持たれた小保方論文は撤回するほうがいいと言った。

 だが、自分はあくまでもアドバイザーであり、小保方さんとSTAP細胞研究の中心的役割を果たしたのは若山照彦現・山梨大学教授だと、責任転嫁ともとられる発言に終始した。態度、口調はさすがエリート科学者と思わせるものがあり、記者たちの不躾な質問にも嫌な顔ひとつせず丁寧に答えていた。

 そして、核心のSTAP細胞はあるのかという質問には、「合理性のある有望な仮説だと思っている」と、口調は柔らかいがハッキリと言い切ったのである。

 病院で聞いていたオボちゃんは、「やった!」と喝采を送ったのではないか。

 オボちゃんの援護射撃はこれだけではなかった。

 この時期、STAP細胞の論文の主要著者である米ハーバード大チャールズ・バカンティ教授も来日していたのである。京都で講演するためだったそうだが、彼は「(STAP細胞の)発見全体を否定するような決定的な証拠がない限り(論文を=筆者注)撤回すべきだとは思わない」とコメントしたという。

 また、オボちゃんに「ハーバードに帰っておいで」とエールを送ったというのだ。小保方晴子のジジイ殺しのテクニックはただものではない。

 今週発売の各週刊誌もこの問題を取り上げてはいるが、今までと大差ない。

 やや変わったところで文春が、2010年にノーベル化学賞を受賞した根岸英一氏に、小保方は研究者として失格だと厳しい意見を言わせている。これが今週の第4位。

「科学者が間違いをおこすことは当然あります。その場合は、正直に間違いを正すというプロセスが科学にはあり得るわけです。しかし、多少でもそれ(間違い)が意図的に行われたとしたら、科学の世界では犯罪です。科学者失格なのです。
 小保方さんには論文のコピペ疑惑も出ています。科学では、コピペしたら、それはもう偽造です。私は何十年もの間に何百本もの論文を書いてきましたが、コピペなど微塵も考えたことはありません。偽造は嘘つきですから、もしそれがはっきりしたら、彼女は科学者としては失格だと思います。そういう方は最初から研究してはいけない人間だと」

 さらに、小保方さんが「STAP細胞は200回以上成功しています」と明言したことも、こう批判する。

「ならば公衆の面前で実験してみせればいい。(中略)どんなに複雑な実験であっても、再現できない実験だったら公表することは許されないのです。再現できないということは、間違いか意図的な嘘のいずれかであるはず。そして、意図的な嘘だったとすれば、彼女の科学者としてのキャリアは終わりなのです」

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