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SHOW-YA寺田が80年代ガールズロックを仰天回想「ずっとノーパンで過ごしてた」 

【リアルサウンドより】

 5月9日放送の『僕らの音楽』(フジテレビ系)は”ガールズロック特集”。SCANDAL、華原朋美、NOKKO(ex.レベッカ)、土橋安騎夫、中川翔子、冨田京子(プリンセス プリンセス)、寺田恵子(SHOW-YA)、相川七瀬、織田哲郎、山下久美子が出演した。

 冒頭、司会の加藤綾子から「ガールズロックの元祖」として紹介された山下は、当時の状況に関して「色んなライブハウスを回っていたら、マネージャーが『100本ツアーをやろう!』と言いだした」と、旅芸人のような生活を送っていたと振り返った。また、NOKKOも当時を振り返り、「歌謡曲が全盛期で、個性的な方向性を目指しましょうという感じでした」と続けた。

 次に番組から「ガールズロックバンドの先駆者」として紹介されたのはSHOW-YA。ボーカルの寺田は「女バンドがそこまで数がいないときにデビューしたので、ロックの格好をしていたら『小奇麗にしましょう』っていっておかっぱにされて、中にバリカンまで入れられた。当時はボディコンもよく着ていたんですが、その時はTバックなんて無かったので、ずっとノーパンで過ごしてたんです」と語り、スタジオは仰天。続けて「音楽番組でステージが高く組まれる場合ってあるじゃないですか。ある時、5mくらいの高さで透明なステージが組まれてて…」と、珍事が起こっていたことも明かすと、そんな過去の先輩のエピソードを受けて、SCANDALのHARUNAは「パンツは履かせてもらえてて良かった」と安心した様子を見せ、先輩たちを笑わせた。
 
 また、そのSHOW-YAと同時代を過ごしたプリンセス プリンセスの冨田京子が、「SHOW-YA姉さんについて行くだけでした」と語ると、寺田は「そんなことない! 当時は『可愛いプリプリ』『強面のSHOW-YA』って言われてたけど、性格は逆なんだと思うんだよね」と、仲の良い二人ならではの掛け合いを見せた。

 後半では「90年代を代表するシンガー」として、相川七瀬が紹介された。彼女は当時のシーンについて「TRFなどの小室哲哉さんサウンドが全盛期で、ロックサウンドが不在だったなかに出て行った形なので、ある意味でラッキーだと思います」と振り返った。そして、同時代に仲良くしていた華原とは「女子会仲間」であることを明かし、「(華原の)フレッシュな恋愛ネタをね」と語ると、華原はこれに対し「憔悴しきったこの気持ちを…」と現在の状況を明かし、NOKKOから「女の人生って色々よね。長く生きてみないとわからない」と慰められていた。

 セッションのコーナーでは、SCANDALとNOKKO、中川翔子による「フレンズ」や、相川と織田哲郎による「夢見る少女じゃいられない」、華原がボーカルを務め、富田京子とSCANDALが演奏に参加する「M」、SCANDALと寺田恵子の「限界LOVERS」、山下久美子と大澤誉志幸による「こっちをお向きよソフィア」などの楽曲が演奏され、豪華な番組の最後を締めくくった。

 大御所~若手まで、様々な女性アーティストが出演した今回の放送。次回は『僕らの音楽10周年コンサート』が放送される予定だ。

(文=向原康太)

最終更新:2014/05/10 09:10
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