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ジャニーズWESTの魅力はコテコテ感? デビュー曲「ええじゃないか」に見るメンバーの個性

【リアルサウンドより】

 ジャニーズWESTのデビューシングル『ええじゃないか』が4月23日に発売され、約26万枚のセールスを達成、2014年04月21日~2014年04月27日のオリコンCDシングル週間ランキング(2014年05月05日付)で1位にランクインしている。同シングルは、「なにわ侍盤」「忍ジャニ盤」「WEST盤」という三種類の初回盤に加え、通常盤、購入者がジャケットと収録曲を選べる「MY BEST CD」という、多様な販売形式でも話題を呼んでいる。

 ジャニーズWESTは、関ジャニ∞以来10年ぶりに関西ジャニーズJr.出身者で構成されるグループで、2013年末に東京ドームで行われた『ジャニーズカウントダウンライブ』にて結成が発表された。当初は「ジャニーズWEST4」というグループ名で中間淳太、桐山照史、重岡大毅、小瀧望がメンバーとなっていたが、後に濱田崇裕、神山智洋、藤井流星の3名が加えられた。

 同グループの特色やその音楽性について、ジャニーズの動向に詳しい芸能ライターのジャニ子氏は、次のように分析する。

「デビュー作となった『ええじゃないか』は、主演舞台『なにわ侍 ハロー東京!!』で披露された楽曲の中からファン投票で選ばれた作品で、関西ジャニーズJr.出身である彼らのキャラクターを前面に押し出した“お祭り感”溢れる一曲に仕上がっています。メンバーそれぞれに注目すると、まずは桐山さんの特徴のある声に耳がいきます。関ジャニ∞でいうところの渋谷すばるさんのような立ち位置で、小節を効かせた歌い回しとメンバー随一の声量で、同曲にコテコテの“なにわっぽさ”を与えています。一方、桐山さんとシンメトリーで歌う中間さんは甘い声質が特徴的。歌においてはこの二人が軸となっている印象ですね。また、センターの重岡さんは少し鼻にかかったような声をしているのですが、それがかえって面白い効果になっていて、楽曲に色を添えています。セクシーさやかっこよさという面においては、ツインタワーと呼ばれる藤井さんと小瀧さんが担っている感じで、特に女性ファンが夢中になりそうです。濱田さんと神山さんはアクロバットが得意で、テレビの音楽番組などに出演する際は大きな見どころとなるでしょう。Jr.時代を通し、メンバーそれぞれが一芸を磨いてきているので、切り取り方によって様々な表情が見えるグループという印象ですね」

 同じく関西ジャニーズJr.出身である関ジャニ∞との違いについては「よりお笑い要素が強いのでは」とジャニ子氏は指摘する。

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