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廃墟から産業遺産へ──未来へ受け継がれていく炭鉱の記憶『未来世紀軍艦島』
2014/06/22 15:00
サブカルチャー 軍艦島
島唯一の寺院・泉福寺跡。屋根も外壁も破壊されているが、地蔵が海を望み、今も全島を守り続けている。
――足しげく通い、レンズを向けているうちに、そこに立ち現われてくるものがあった。様々なものが、まるで固有の表情を見せ始めたようにも感じられ、それはあたかも遺構や建物が命を吹き返してくるようだった。(本文あとがきより)
遺構は過去のものであるが、今を生きる私たちに、当時より熱く活気を伝え、より新鮮な感動を持って、ありし日を思い起こさせてくれる。忙しくて現地まで行けない人も、この『未来世紀軍艦島』が手元にあれば、居ながらにして軍艦島の息遣いを感じることができるだろう。
(文=平野遼)
最終更新:2014/06/24 17:16