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参加費はひとり1万4,800円! 年老いた親がいそしむ「代理婚活」の実態

 現代は、この白蓮に似た半生を送っている女性がいるという。それは安倍晋三総理夫人、昭恵さんだというのである。

 一説によると、二人は私邸の1階と2階で別々に暮らしている「家庭内別居状態」だといわれている。多くの外部の会合に顔を出し、各界の人と会うことに、生きがいを見いだしている昭恵夫人。

 その姿は、頻繁に文人たちを集めてサロンを開き、時には夫にウソをついてまで、外の人々と交流して気を紛らわせていた蓮子と同じようで、「今に生きる白蓮」のようですらあると言っている。

 彼女は老舗・森永製菓の社長令嬢であり、嫁いだ先は大物政治家を何人も排出してきた安倍家である。名門同士ではあるが、家風は相当違うようだ。

 彼女が平成の三美人の一人であるかどうかは評価の分かれるところだが、白蓮に詳しい作家の山崎洋子氏はこう言っている。

「白蓮と昭恵さんの最大の共通点は、女性を厳しく抑圧する家に嫁いだ身でありながら、夫を立てることのみを喜びと感じることができず、自己実現の願望を抑えきれないでいるということに尽きると思います。史実の白蓮は、駆け落ち相手の宮崎龍助と添い遂げますが、命を賭けた恋だったにしてはその後、龍助についての言及が少ない。これは私の憶測ですが、窮屈な現実から自分を解放するための一種の『手段』として、白蓮は恋愛を利用せざるを得なかったのではないでしょうか」

 現代は、このままでは昭恵さんも蓮子のように夫を捨てて家を出て行く日が来ないとも限らないとしているが、本当にそうなったら、安倍首相には失礼だが、面白いだろうね。

 昭恵さんは現代のインタビューで「政治家の夫婦って、一緒に外に出るときには仲の悪い素振りなんて見せられませんから」と語っているし、外遊する飛行機の中で大げんかをしていたと報じられたこともあるから、可能性がゼロではないのであろう。

 ポストに、白蓮が夫に宛てた「絶縁状全文」が載っている。1921年10月23日付の大阪朝日新聞(夕刊)に掲載されたものである。安倍首相と昭恵夫人に置き換えて読むと、また違う面白さがある。

「私は今あなたの妻として最後の手紙を差し上げます、今私が此の手紙を差し上げるといふことはあなたに取って突然であるかも知れませぬが私としては當然の結果に外ならないのでございます、あなたと私との結婚當初から今日までを回顧して私は今最善の理性と勇気との命ずる所に従ってこの道を執るに至ったので御座います
 御承知の通り結婚当初からあなたと私との間には全く愛と理解とを缺いてゐました。此の因襲的な結婚に私が屈従したのは私の周囲の結婚に對する無理解と、そして私の弱小の結果でございました、しかし私は愚かにも此の結婚を有意義ならしめ、出来得る限り愛と力とを此の内に見出して行きたいと期待し且つ努力しやうと決心しました
 私が儚い期待を抱いて東京から九州へ参りましてから今はモウ十年になりますが、其の間の私の生活は唯やる瀬ない涙を以て掩はれまして、私の期待は總て裏切られ、私の努力は總て水泡に帰しました、(中略)
 依って此の手紙により私は金力を以て女性の人格的尊厳を無視する貴方に永久に袂別を告げます 私は私の個性の自由と尊貴を守り且つ培う為にあなたの許を離れます。長い間私を御養育下さった御配慮に対しては厚く御禮を申し上げます」

 これを受け取った安倍首相もとい、伊藤伝右衛門(伝助)はどんな顔をしてこの手紙を読んだのであろうか。

 ところで、私は使ってないのでよくは知らないが、無料メッセンジャーアプリLINEの利用者は世界で4億8,000万人になるそうだ。

 文春によると、このたび東京証券取引所に上場申請して時価総額は1兆円にもなるといわれているようだが、その親会社は韓国のネット検索最大手のNAVERだという。

 LINEを使っている人間には常識なのかもしれないが、私は寡聞にして知らなかった。

 だが、韓国企業でもいいものはいいので、どうということはないと思うのだが、文春はそこにこだわっているようだ。

「現在、LINEの取締役五名のうち三名がNAVERの韓国人幹部で占められ、非常勤取締役としてNAVERの創業者がCFOに名前を連ねます。(中略)社内ではハングルが飛び交っている。しかしマスコミのインタビューに応じるのは、森川亮社長(47)など日本人幹部のみで、韓国人幹部が登場することはまずない。意図的に韓国色を消そうとしてきました」(経済ジャーナリスト)

 純国産、和製アプリという枕詞で語られてきたそうだが、実際LINEアプリは慎ジュンホ・現CGOが中心になって作り、人気のクマやウサギのスタンプも韓国人社員がデザインしているそうだ。

 なぜそうするのかといえば、日韓関係の悪化している中で韓国企業とわかれば日本のユーザー離れが進むことを怖れてのことだと、文春は推測している。

 文春は韓国へ飛び、LINEの評判があまりよくないと書き連ねているが、これは省略。この記事を読んで思うのは、最近話題になっているLINEまでが純日本産ではないという一抹の寂しさである。よくいわれるように、かつてのSONYはユニークな物作りで世界を席巻した。だがその根本の思想が失われ、外国の物真似ばかりである。

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