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数字で読み解くテレビ

将来的には池上彰路線に? 「歴代ブレークタレントランキング」で見えた、林修の持久力

●6位 JOY(モデル、タレント)
初登場:09年11月
最高記録:11回(10年4月)
先月の出演回数:5回

 09年2月の『しゃべくり007』(日本テレビ系)で注目を集め、同年秋からタレント活動を本格化。たびたび「今年中に消えるタレント」として名前が挙がるものの、先月は5回の出演と、健闘している。

●7位 渡部陽一(戦場カメラマン)
初登場:10年7月
最高記録:9回(11年1月)
先月の出演回数:3回

 独特のしゃべり口調でブレーク。現在レギュラーは、NHK教育『テレビでアラビア語』のみだが、イベントにはちょくちょく呼ばれている模様。

●8位 楽しんご(お笑い芸人)
初登場:10年3月
最高記録:8回(11年2月)
先月の出演回数:0回

 「ラブ注入」が11年の流行語大賞にノミネートされたが、今年1月、元付き人男性への傷害容疑で書類送検され、すっかりテレビから姿を消してしまった。

●8位 小森純(モデル・タレント)
初登場:09年7月
最高記録:8回(10年4月)
先月の出演回数:0回

 12年の“ペニオク騒動”で、レギュラー番組を降板。翌年秋にテレビ復帰したものの、今年6月に第一子を出産し、現在は育児中ということもあり、先月の出演回数はゼロ。

●8位 武井壮(タレント、元十種競技選手)
初登場:12年9月
最高記録:8回(12年12月)
先月の出演回数:7回

 ピエール瀧が発見、森山直太朗が『うもれびと』(フジテレビ系)で紹介したことがきっかけでブレーク。体力系のバラエティだけでなく、トーク力を生かして各方面で活躍中。

●8位 福田彩乃(ものまねタレント)
初登場:11年4月
最高記録:8回(12年3月)
先月の出演回数:4回

 ものまねタレントとしてじわじわブレークしたものの、最近では、やしろ優やみかんに、その座を奪われてしまった。

●8位 栗原類(モデル)
初登場:12年9月
最高記録:8回(12年11月)
先月の出演回数:1回

 “ネガティブすぎるイケメンモデル”という触れ込みで、テレビ番組を席巻したのが12年の秋。今年から俳優業にシフトし、先月の出演回数は1回と寂しい結果に。

***
 今回の調査では、ブレーク1年以内の最高記録を超えて現在も活躍を続けるタレントはいなかったが、それだけブレーク後の勢いを維持するのが難しいということだろう。ブレークのきっかけとなったキャラや芸が飽きられると、トーク力やほかに強みのない人は消えていくのが世の常。そういう意味では、林修氏のような別ジャンルで実績を積んだ人は強いのかもしれない。
(提供=テレビ出演ランキング)

※編註:なお、上記出演回数は、番組表への記載が元になっています。番組表へはタレントの名前が認知されてから記載されるためか、実際のブレーク時期よりも遅くなるようです。そのため、出演回数と番組表に載る回数に違いが生じます。

最終更新:2014/09/24 19:40
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