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「JCブーム」を巻き起こす? 現役中学生ダンス・ボーカル・モデルグループ、J☆Dee’Zの未来

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【リアルサウンドより】

 現役中学生ダンス・ボーカル・モデル・グループのJ☆Dee’Zが、9月24日リリースのシングル『Beasty Girls/Let the music flow』でメジャーデビューを果たす。

 同グループは、メジャーデビュー前からダンス・キッズ向けのストリート・ファッション雑誌『DANCE STYLE KIDS』のモデルとして活躍し、「ポケモンゲット☆TV」や「おはスタ」でレギュラーを務めたことで、小学生の頃から同世代の女子からは高い支持を獲得していた。また、『JAPAN EXPO』に史上最年少ゲストとして出演したり、史上最年少でLINE公式アカウントを取得、メジャーデビューシングル『Beasty Girls/Let the music flow』がトリプルタイアップに起用されるなど、話題性だけではなく各方面からの評価も高い。

 アイドルシーンが盛り上がりを見せている昨今において、彼女たちはあくまで“ダンス・ボーカル・モデル・グループ”として活動を展開している。そこには、同世代に支持されてスターダムへとのし上がった先行ガールズグループへのリスペクトも伺える。本稿ではJ-POPシーンにおける二大ガールズ・グループの功績を改めて振り返りつつ、J☆Dee’Zへの期待の高さと、彼女たちの魅力を検証していきたい。

 J☆Dee’Zを語ろうとする際にまず思い浮かぶのは、1995年にデビューしたスーパーグループ、SPEEDの存在だ。彼女たちもデビュー当時は小・中学生のメンバーで構成されており(最年少・島袋寛子が11歳、今井絵理子と上原多香子が12歳、最年長・新垣仁絵が14歳)、人数も4人で見事に合致。さらにMeikのパフォーマンスや出で立ちはどこか新垣仁絵を連想させる部分もあり、一部では『SPEEDの再来』という声も挙がるほどだ。2グループのデビュー曲である「Body & Soul」(SPEED)と「Beasty Girls」(J☆Dee’Z)を比較してみると、前者はR&Bやディスコ・ブギーサウンドを主体としたトラックを用いながら、TKサウンド全盛期の流行を取り入れたウワモノのシンセで、当時のJ-POP本流の楽曲へと落とし込んでいる。後者はこれも現在の流行である、EDMマナーを踏まえたTRAP感のあるビートに、80’sのディスコサウンドを彷彿とさせるチープなシンセサウンドを加えており、どちらも当時の最先端なダンスミュージックを捉えながら、あくまで日本向けに落とし込んだ仕上がりとなっている。その音をフレッシュで抜けの良い声によって、さらにポップなものへと変えるMOMOKAとNonoの歌は、当時の今井絵理子と島袋寛子に近しいものを感じることができる。彼女たちは成長と共にそのボーカルも進化してきたことから、J☆Dee’Zにも大きな期待がもてそうだ。

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