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週刊誌スクープ大賞

宮沢りえに生き別れの弟がいた!「母の死を知ったのは、2ちゃんねるでした……」

 ポストは「迫りくる富士箱根破局噴火から目を背けるな」と警鐘を鳴らしている。日本には多くの火山が存在し、そのどれが噴火してもおかしくないといわれている。

 だがその予知というのは、多額の金を投入しているにもかかわらず、まだまだのようだ。ポストはこう憤る。

「今回の噴火に際して、国民をあ然とさせたのは気象庁の諮問機関である火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣・会長(東京大学名誉教授)の会見だった。『予知に失敗したというかもしれないが、ある意味では仕方のない状態。われわれの火山噴火予知に関するレベルというのはまだそんなもの』」

 この連絡会が設置されたのは1974年からで、国土地理院に事務局を置く地震予知連絡会(68年設置)と並んで、国策として金が注ぎ込まれてきた。火山と地震を合わせた研究関連予算は年間約217億円(13年度)に上り、特に東日本大震災が発生した11年度は約459億円と大盤振る舞いされ、この20年間の総額は4,000億円を超えるという。

 それなのにこの程度では、予算の無駄遣いといわれかねない。その中で、今回の御嶽山の噴火を予知していた学者がいたという。

 海洋地質学者の木村政昭・琉球大学名誉教授は数百の火山噴火をサンプリングし、過去50年以上にわたる気象庁の地震データをもとに噴火リスクを算出し、昨年3月に上梓した著書で御嶽山の噴火時期を「2013年±4年」と予測し、ピタリと的中させたというのである。木村氏はこう話す。

「富士山は1707年の宝永大噴火を最後に活発な活動を休止しているが、関東大震災(1923年)の頃から再び地下で活動が始まっていると見ている。地下の地震の回数やその深さからマグマの位置が関東大震災の後に上昇してきたと推定できるからです。また、富士山周辺では、洞窟の氷柱が25年ほど前からだんだん短くなっており、富士五湖の水位低下(06年)、大量の地下水が地上にあふれ出して床下浸水などの被害をもたらした湧き水の異常(11年)といった本格的な噴火の前兆現象がいくつも見られる。 世界の噴火を分析すると、火山の周辺で地震が増加した時期から35年ほど経ったところで噴火が起きています。富士山周辺の地震の回数は1976年を境に増加している。諸条件を勘案して計算していくと、富士山は『2017年±5年』で噴火する可能性があるとみています」

 富士山が噴火すれば、季節にもよるだろうが、大量の死者が出ることは確実である。世界文化遺産が死の山になるなど想像もしたくないが、いつ起きても不思議ではないようである。

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