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ブレイク前夜のトラックメイカー・ユニットSugar’s Campaign ライター2氏がそのポップ性を分析

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【リアルサウンドより】

 10月17日から26日まで、東京・渋谷地区で開催されるカルチャーイベント『シブカル祭。2014』。17日に東京・シブカル公園で行われる同イベントのレセプションパーティーに、Sugar’s Campaignの出演が決定した。また、同イベントのテーマソングも、彼らの未発表曲「有名な映画のようにラブリーな恋がしたい」に決定しており、モデルや女優を中心に活動しているIZUMIをボーカルに迎え、“シブカル祭。2014ver.”として提供する。

シブカル祭。2014 テーマソング Sugar’s Campaign feat. IZUMI『有名な映画のようにラブリーな恋がしたい』(シブカル祭。2014ver.) – PARCO

 以前【livetune、tofubeats、Sugar’s Campaign……「次世代の中田ヤスタカ」になるクリエイターは?】でも取り上げたことのあるように、楽曲提供などのジャンルでも活躍を予感させる彼ら。その魅力の本質はどこにあるのだろうか。

 そんなSugar’s Campaignの魅力やブレイク前夜の状況について、Spincoasterなどで彼らについて取り上げているライターの保坂隆純氏はこう語る。

「SeihoとAvec Avecがこういうポップでラブリーな曲をやっているということに、最初は衝撃を受けました。Seihoは海外の先鋭的なアクトとも共鳴するクラブ・サウンドを展開していますし、Avec Avecはマルチネ・レコーズからのリリースなどで抜群のエディット感覚をみせていたので、この2人がプロジェクト(バンド)を組むとこうなるんだ!? という感じでしたね。でも、そういう意外性や話題性だけじゃなく、聴き込んでみるとそのコード進行やメロディからはまるで卓越したポップ職人のような印象も受けます。今年7インチとCDで初のフィジカル・リリースを行ったことと、その楽曲のポップさも手伝ってか、ここ最近では今までとは少し違った、より広い層にも届き始めていることを実感しています」

 また、彼らの名前を全国に広めた楽曲「ネトカノ」については、約2年半の時を経てフィジカルリリースされたことも大きいとする。

「元々Avec Avecが学生時代から続けてきた前身バンド時代から骨格は完成していたという『ネトカノ』を改めてブラッシュアップし、自分たちで撮影したというPVをUPしたのが2012年の1月。そこから長い月日をかけてジワジワとバズを拡大させてきたわけですが、それはあくまでもネットを中心としたシーンでのこと。なので、この度のフィジカル・リリースは本当に意味深いものでしたし、オープンしたばかりの『HMV record shop 渋谷』とガッチリ手を組んだこともかなり効果的だったのでは、と思います」

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