日刊サイゾー トップ > その他  > ゲッターズ飯田の占いは単なるネタ?

「モンハン占い」まで! ゲッターズ飯田の占いはネタ? それともホンモノ?

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

gettersiida_01_141108.jpgゲッターズ飯田オフィシャルブログより

 数年前より、芸能人を中心に「当たる」と評判になっていったゲッターズ飯田の占い。スギちゃんのブレイクを予言した、ということでもつとに有名だ。紹介された人々を無料で占うというスタイルを続けているが、診断した人数は4万人以上にものぼるという。筆者の周りでも、彼に占ってもらい「当たった」という人間を2人知っている。

 島田秀平の手相鑑定とともに、芸人から「占いの専門家」へ転身した成功例といえる。2人とも、細木数子や江原啓之をテレビで見なくなったな、というタイミングで入れ代わるように登場してきた。細木・江原とは違うアマチュアらしい親しみやすさと、元芸人ならではの場慣れ感が、占い・スピリチュアル不在の間隙にちょうどよくハマったのだろう。さらに自らの占いを「膨大なデータからの統計によるもの」と、オカルト臭を薄め、「なんとなく科学的っぽい」と感じさせている点も、メディアが使いやすい理由だろうか。『オーラの泉』(テレビ朝日系)終了以降、“霊視”を“鑑定”と言い換えるなど、マスコミの表現はオカルト臭を消す方向に振れているからだ(やっていることは同じだとしても)。

 さて、ウナギ登りに人気を高めてきたゲッターズ飯田が、満を持して発表したのが『ゲッターズ飯田の運命の変え方』(ポプラ社)だ。今までもポップな装いの占い本は出してきたが、これは早見表やグラフなどを参照させるような、いわゆる「本格占い本」。「僕の占いでは、人は5パターンの性格と3種類の運気しかありません」との言葉どおり、飯田のオリジナル「五星三心占い」は、誕生年と月日によって診断するもの。誰でも6の星を金・銀に分けた12種のどれかに当てはまる、という仕組みだ。その意味では、12星座占い、または四柱推命に近いだろうか。

 ただ、オリジナル占いなだけに、これは「正統的な占いではないのかな?」という疑問は残る。

最終更新:2014/11/08 13:00
ページ上部へ戻る
トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

山崎製パンで特大スキャンダル

今週の注目記事・1「『売上1兆円超』『山崎製パ...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真