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CTSはポップスとダンスミュージックをどう融合? 「日本語の”言葉”の強さは意識してる」

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【リアルサウンドより】

 謎のLED覆面ユニット・CTSが、配信限定EP『唯我独尊 ONLY ONE』を11月19日にリリースした。彼らは全員が「覆面」というダフトパンク的なビジュアルを持ちつつ、ダンスミュージックとポップスを独自に融合させた音楽を発信し続けているユニット。ライブでのド派手なレーザー演出や、音と完全同期したクオリティの高い映像パフォーマンスにも定評があり、楽曲は軒並みクラブチャートやiTunes Storeダウンロードチャートで上位にランクインし(今作も早速iTunesダンスチャート1位、総合でも4位を獲得している)、『electrox』から『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』、『SUMMER SONIC』、またテイラー・スウィフトの日本公演のオープニングアクトに抜擢されるなど、ジャンルレスにライブを行い、幅広いリスナーを獲得している。

 目を引くビジュアルやキャッチーなエレクトロサウンドが特徴的な同ユニットの魅力について、音楽コンシェルジュのふくりゅう氏は日本文化のエッセンスが効いていると語る。

「CTSは、ゲームやCDJ、シンセサイザーやカオスパッドなどの楽器、妖怪ウォッチや仮面ライダーのベルトのおもちゃなどなど、ガジェット好きな日本ならではの環境が生み出したハイブリッドなアーティストだと思います。ルックスはデジタルな仮面をかぶっていることからダフトパンク的であり、宇宙からやってきた未来人のような雰囲気です。フロアやライブ会場で彼らがSEとともに登場すると、SF映画のワンシーンのようでテンションが上がる(笑)。ライブでは歌うがMCといったMCはせず、取材でもトークはできず、LED特殊マスクに映し出せる「YES」と「NO」の応対のみという、エンタテインメントに徹している3人組ユニットですね。EDM風な快楽ポイントの高い決め所なシンセサウンドを押さえつつも、みんなで合唱できるポップなフレーズや歌詞を積極的に楽曲にとりこむことで、海外ではフェスと融合してカルチャーとして盛り上がっているダンスミュージック文化を、“ポップミュージック”として日本にローカライズしてくれる存在です」

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