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【新刊のお知らせ】悩みのない歌舞伎役者・市川左團次が、悩み相談に初めて答えたら……!

 歌舞伎界の重鎮でいながら、最近は『アウト×デラックス』(フジテレビ)などのバラエティ番組でも人気を博し、「寝ているときにも夢など見ないし、夢などもったこともない」「悩みなんてない」と言い切る梨園屈指の「かぶき者」市川左團次さんが、当サイトなどで寄せられた、みなさんからの悩み相談に初めて答えた著書『夢を見ない、悩まない』(サイゾー刊)が発売されました。気にしない、怒らない、本当の自由な生き方を、ときに優しく、ときに厳しく、独特のユーモアを交えながら軽やかに指南する、笑えるのに心に染みる処方箋です。

 一般の方から投稿されたのは、結婚・恋愛・家族・学び・仕事・人間関係・犬関係(!)・その他に関するバラエティに富んだお悩み相談。相談者は下は高校生から、上は70代まで。メインの相談者は30代から40代の働き盛りの女性です。

「大学生ですが、家に引きこもっていて先が見えない状態です。どうすればいいでしょうか?」というある18歳の学生さんのお悩みに、左團次さんは、「なぜ引きこもってしまったのか、そこがいちばん引っかかる」と言います。そして、「18歳は……」と、誰もが18歳のときに掛けてほしかったと思うような優しい一言を掛けます。

「うちのダンナは、あっちは粗末でいいから髪が欲しいと育毛・発毛剤を使用しております。殿方はあちらよりオツムが大事なのでしょうか?」というある奥様のお悩みには、左團次さんは、「僕は禿げていないので、幸いそういう悩みもないのですが、(中略)歌舞伎界でも育毛剤などをご使用になる方が多々いらっしゃいます」とし、「僕も粗末な持ち物なので……」と、左團次さんらしいチン回答が続いていきます。

 また本書には、女優の高畑淳子さん、噺家でタレントの笑福亭鶴瓶さんとの、めったに読めない豪華対談も収録されています。高畑さんは左團次さんの憧れの女性。鶴瓶さんとの普通でない(?)出会いについてはどうぞ本書でご確認ください。どちらも濃い中身、たっぷりのボリュームで、聞き逃せない話ばかりです。

 さらに、左團次さんのお弟子さんたちからは、左團次さんの本当の姿がわかる貴重な証言が……。

 歌舞伎ファンでもそうでなくても、本書を読めば今日まで悩んでいたことがウソのように、明日から人生を楽々生きていく自信がわいてくるはずです。

sadanji12s01.jpg(写真/今村拓馬)

【著者プロフィール】
市川左團次(いちかわ・さだんじ)
歌舞伎役者。1940年11月12日生まれ。本名は荒川欣也。生後2、3カ月で三代目市川左團次に実子として引き取られ、五代目市川男寅として、戦後に歌舞 伎の上演が復活した47年、6歳で初舞台を踏む。吉祥寺の明星学園から九段の暁星学園に編入。中学・高校のときにはプロ野球選手や競輪選手になりたかっ た。62年に五代目市川男女蔵を襲名。69年に父、三代目市川左團次を亡くし、79年に四代目市川左團次を襲名した。一方、私生活では22歳で結婚し、7年後に長男(六代目市川男女蔵)が生まれるがその後、離婚。2006年に26歳下の女性と再婚した。趣味はゴルフ・麻雀など。11年春の叙勲で、旭日双光 章を受章。14年8月に電子書籍で自叙伝エッセイ『いい加減、人生録』(小学館)を出版した。オフィシャルブログ(http://ameblo.jp /sadanji-ichikawa/)も好評。

最終更新:2014/12/01 17:00
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