日刊サイゾー トップ > 海外  > 韓国マカダミアナッツ事件の真相
金さえあればやりたい放題!?

大韓航空“ナッツ・リターン”事件に見る、韓国財閥ファミリーの横暴っぷり

 昨年6月には、韓国保険大手・ハンファグループのキム・スンヨン会長の次男が、大麻所持および使用の疑いを持たれ、当局が調査を進めていた。また、とある中堅財閥2世、3世たちは、芸能人やその志望生たちを集めて数百万円から数千万円の金額で買春している容疑がかけられており、証拠探しが進んでいるという。

 まさに、金さえ持っていれば、やりたい放題なワケである。皮肉なのは、財閥ファミリーが事件を起こし有罪判決を受けても、恩赦などでほとんど処罰されないという点にある。犯罪行為を行ってもまともに処罰されないのだから、財閥ファミリーが自分本位になったとしてもおかしくない。今回の“マカダミアナッツ・リターン”事件が発生した経緯にも、なんとなく合点がいく。韓国では、彼ら財閥ファミリーを「お金がありすぎて気が狂った人たち」と揶揄する。近年では、財閥ファミリーの横暴に対する韓国国民の反感が高まっており、政府レベルでの対応が求められている。チョ・ヒョナ氏に対する国民的な批判は、現代韓国社会の一端を表す現象なのだ。

最終更新:2014/12/24 16:16
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