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ももクロ、AKB48、BABYMETALらの動員はどうなる? 2015年、注目グループアイドルの展望

【リアルサウンドより】

 前回(http://realsound.jp/2014/12/post-2117.html)は2014年のアイドルシーンの動きについて振り返ってみた。では今回は、2015年の注目すべきグループアイドルシーンのポイントについて、紹介して行こう。

ももクロがAKB48の動員力を超える!?

 まず最初に挙げたいのは、AKB48を筆頭とする48系グループについて。雑誌『日経エンタテインメント 2014年12月号』には、2014年のアーティスト別年間ライブ動員数を独自データとして算出しランキング化した記事「コンサート動員力ランキング」が掲載された。その中ではAKB48は14位、ももいろクロ-バーZが9位と、ももクロが女性アイドルグループとしてはAKB48を抜きトップの動員力があるとされている。が、SKE48などの48系グループを加えると、ゆうにその動員数はももクロを超える。今年は結成10周年や総監督の高橋みなみの卒業など話題性の高いイベントも多いため、48系グループの代表であるAKB48のトップアイドルとしての地位は依然揺るがないだろう。とはいえ一時期のブームは過ぎ、これからは緩やかに安定期に入って行くのではないだろうか。

 ももクロは平田オリザによる『幕が上がる』の映画の公開&舞台の公演(どちらも本広克行が監督・演出を担当)を今年に控えている。昨年通りライブも続けながら、個々のタレント力を高め、従来より目標に掲げている女版ドリフターズ、SMAP、嵐のようなグループを目指して行くようだ。

「坂本九以来の成功」と言われたBABYMETAL

 続いて昨年大きく規模を上げたBABYMETALとでんぱ組.incについて。BABYMETALは今月10日にさいたまスーパーアリーナでワンマンライブを開催、約2万人を動員した。ライブの最後には5月に「BABYMETAL WORLD TOUR 2015」がスタートし、6月に幕張メッセ展示ホールで彼女たちにとって過去最大規模のMOSH’SH PIT ONLYライブが開催されると発表された。昨年は海外フェスへの参加やレディーガガのツアー帯同など、「坂本九以来の成功」と言われるほどの世界的な活躍だった。さすがにアメリカのビルボード3週連続1位を成し遂げた坂本九の偉業を超えるのは至難の業だが、今年も彼女たちの勢いは更に加速しそうだ。

 一方でんぱ組は2月に代々木第一体育館で2daysのワンマンを開催。国内でのタレント仕事に重点を置きつつ、活躍の場を増やして行くのだろう。

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