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トップは『花燃ゆ』、民放15%超なし、AKB48ドラマ『マジすか学園4』が意外な結果……冬ドラマ初回総まとめ

『ゴーストライター』新垣隆氏が家賃告白

 4位の柴咲コウ主演『○○妻』は、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)の遊川和彦氏が脚本を手掛けるホームドラマ。主人公は、籍を入れない“契約婚”にこだわりながら、完ぺきに夫をサポートする謎の女性。家族からのどんな要望にも、表情を変えず「分かった」と応える様は、『家政婦のミタ』で松嶋菜々子が演じた主人公を彷彿とさせる。

 初回放送後の評判は決して悪くはないが、「『ミタ』の二番煎じでがっかり」「二匹目のドジョウを狙っているのが見え見え」といった声も多く、今後、いかにこの作品らしさを見せられるかがキモとなりそうだ。

 5位のSMAP・草なぎ剛主演『銭の戦争』は、07年に韓国で放送された同名連続ドラマのリメイク。エリート証券マンから一転、すべてを失った主人公が、這い上がっていく姿を描く。共演に、元AKB48の大島優子、木村文乃、渡部篤郎ほか。

 2時間スペシャルと大きく出た初回では、韓国ドラマ特有の過激描写も目立ち、苦情が殺到。特に、主人公が道端で、吐きたての吐しゃ物を手ですくって飲もうとするシーンでは、あまりのリアルさに「もらいゲロしそう」「今、ご飯食べてるのに」「気色悪いから、チャンネル替える」と、視聴者から悲鳴が……。その影響もあってか、第2話では11.9%まで落ち込んでしまった。

 9位は、中谷美紀演じる天才小説家が、ゴーストライターによる執筆に手を染めていく『ゴーストライター』。ゴーストライター役の水川あさみのほか、田中哲司、菜々緒らが出演。

 “佐村河内守騒動”に便乗した同作に対し、放送前には「ミーハーなフジらしい」と揶揄も飛び交ったが、放送が始まってみると好評。「脚本が秀逸」「中谷の演技が素晴らしい」と、早くもファンをつけている。

 また、公式サイトには毎週、佐村河内氏のゴーストライターであった新垣隆氏が動画で登場。趣旨説明には「作曲家・新垣隆さんが『ゴーストライター』の感想を語ります!」とあるが、実際は新垣氏自身の話題がほとんど。「わたくしは、家賃5万円の団地に住んでおります」「(エゴサーチを)多少はしております」と、ドラマとはあまり関係のない動画となっている。

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