日刊サイゾー トップ > カルチャー  > 「ニセガンダム」は日本人の仕業?

フィリピン「ニセガンダム」騒動の裏に日本人の影……仕掛けられた“炎上商法”の罠

 これに経営者が乗り気になって次々にパクリアニメキャラ像が建設されたというわけだが、施設側に電話してみると、応答した男性スタッフはキャラクターについて「ウチのデザイナーが考案したオリジナル」と言い張った。「そのデザイナーは日本人か」と聞くと「イエス」と英語で答え、日本人協力者がいることは認めたが、それ以上の質問には答えてもらえなかった。

 ニセキャラクターたちはガンダムはじめ容貌が貧相だが、前出の施工関係者によると「こういうものは大半は“安く早く”というオーダーで、精巧に作ることはない」という。くだんの日本人が、無許可のパクリキャラクターを話題作りに利用したとすれば、これは一種の炎上商法だったのかもしれない。
(文=ハイセーヤスダ)

最終更新:2015/02/24 17:00
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