日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 見せかけの“女性官能ブーム”って

「広告代理店に騙された」見せかけの“女性官能ブーム”に躍った出版界の地獄絵図

 前出編集者も「この事業で3,000万円以上の赤字が出ました。今になって思えば『フィフティ~』は、ポルノというだけでなく、ミステリー作品としても純粋な文学としても一級品で、それを単に女性ポルノブームに置き換えようとしたのは、広告サイドの浅はかなところだったのでは」と分析する。

 出版社に乗せられ、それまでの路線を変えて官能小説を書いていた女流作家もいたというが、成功者は見かけない。それでも今回の映画化をきっかけに「いよいよブームは来る」と、いまだ主張する広告サイドの人間もいるというのだが……。
(文=ハイセーヤスダ)

最終更新:2015/03/05 12:00
12
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

山崎製パンで特大スキャンダル

今週の注目記事・1「『売上1兆円超』『山崎製パ...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真