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判決までには最低1年以上!? モラハラ離婚裁判を仕掛けた三船美佳の誤算とは――

mihune0306s.jpg『Birthday Party / TIME MACHINE』(Geneon)

 女優の三船美佳が、夫の高橋ジョージに離婚と長女の親権を求めた訴訟の第1回口頭弁論が3日、東京家裁で行われた。三船は出廷せず、火曜レギュラーを務める夕方の報道番組『キャスト』(朝日放送)に生出演。「できるだけ早く、一番いい形で(離婚が成立する)そういう日を迎えられたらいいと思う」と語った。


 確執の原因については、高橋が三船に対し「お前は人間としての価値もない」「生きていく資格もない」「お前が生きているのは、オレのおかげ」などの言葉を浴びせた“モラルハラスメント”といわれており、三船の代理人を務める若旅(わかたび)一夫氏は、証拠としてモラハラに関する本『モラル・ハラスメントのすべて 夫の支配から逃れるための実践ガイド』(講談社)、『カウンセラーが語るモラルハラスメント』(晶文社)を提出した。この2冊に書かれているモラハラと、三船の主張の類似部分をふせんで示したものとみられる。

 一方の高橋は閉廷後、マスコミの取材に応じ「(三船から)離婚の話は一切ない」と述べ、モラハラについても「心当たりがない」と従来の主張を繰り返した。新聞、週刊誌、ワイドショーではこぞって“三船派”。とりわけ、関心が高い女性誌では高橋のモラハラの異常性について特集を組むほどで、世間では「離婚やむなし」の声が圧倒的だ。

 だが、実は分が悪いのは三船のほうだという。法曹関係者明かす。

「離婚裁判で重要視されるのは、どちらかに浮気などの過失があったかどうか、別居期間が5年以上に及んでいるかどうかです。ところが今回は、共に、これといった異性問題はなく、別居期間も1年ほど。三船さんが主張するモラハラも、その言葉を発した高橋さんと受け手の三船さん温度差がある。ここは裁判所の判断も分かれるところ。判決まで、最低でも1年以上はかかりそうです」

 三船は「120%戻ることはない」と宣言しているが、高橋としては離婚をすんなり認められては、たまったものではない。「最終的には養育費や慰謝料など、金の問題になるでしょう。一方的に離婚を突きつけたのは三船さんなのだから、高橋さんに相当額の慰謝料を支払うことになるかもしれません」とは週刊誌デスク。2人の“離婚ロード”は波乱含みだ。

最終更新:2015/03/07 10:00
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