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バーニングから独立の小泉今日子、芸能生活35年目の恋は“夫婦同然”だった!?

 袋とじ2つで8ページはやりすぎだとは思うが、芸能界入りして間もなく35年になろうとする小泉今日子(49)と俳優・豊原功補(こうすけ・49)との“大人の恋”熱愛現場中継だ。こんな会話もしている。

「ごはん、炊かなきゃだね」
「当然だろ」
「硬めががいいんでしたっけ? 柔らかめがいいんでしたっけ?」

 文春も小泉を取り上げ、芸能界のドンといわれている周防郁雄氏の「バーニングプロダクション」から独立したことを報じている。

 豊原については「ボクサーを目指したこともある身長一七九センチの肉体派。『平清盛』(NHK)や『時効警察』(テレビ朝日)などテレビドラマの他に、舞台でも活躍している。小泉とは〇三年にドラマ『センセイの鞄』で共演している」と書いている。

 小泉と周防氏の関係は「芸能プロ社長と所属タレントの関係を超えた父と娘のようでもあった」(文春)といわれるのに、小泉がなぜ独立を? 背景には最近「バーニング」に国税が入ったことなどが絡んでいるのではないかと文春は推測しているが、周防氏も了解した独立のようだ。

 小泉が代表取締役の個人事務所の名前は「明後日」。それは豊原の個人事務所の中にあるというから、この大人の恋は本物のようである。

 さて現代が久々のクリーンヒット。NHKの籾井勝人会長の公私混同を告発している。

 筆者はノンフィクション・ライターの森功氏。籾井会長はハイヤー使用が私的なのに会社に払わせたというのである。

「内部告発のあった籾井会長のゴルフプレイ日は、今年の正月2日だった。場所は東京都小平市にある『小金井カントリー倶楽部』だ。同クラブは’37年(昭和12年)にオープンした日本でいちばん古い名門中の名門のゴルフ場である。会員数445人限定、田中角栄が通ったことでも知られる。(中略)接待ゴルフならまだしも、プライベートなのに、局の車で往復。その事実をつかんだ関係者が、NHKの総合リスク管理室に電話してきたのである」(森氏)

 そうして内部調査が開始されたが、籾井会長がゴルフに公用車を使っていたのは紛れもない事実で、籾井会長もそれを認めたが、

「プライベートなゴルフなので、あとでハイヤーの代金を支払うつもりだったんだ」

 といい訳をしたそうである。そんな子供じみたいい分が通用するはずはない。

 1月2日の正月ゴルフにかかったハイヤー代は税込みで4万9,585円。しかもこの代金はすでに会社が払っているそうだ。

「つまり、いくら本人がポケットマネーで払うつもりたったと言い張っても、しょせんあと付けでしかないのである」(同)

 これだけでも会長辞任ものだが、安倍首相の威を借る狐の籾井氏にはそんなことさえわかるまい。

 今朝(3月16日)の朝日新聞は朝刊で早速「NHKの籾井勝人会長が今年1月2日、私用でゴルフに出掛けた際に利用したハイヤー代が、NHKに請求されていたことがわかった。NHK経営委員でつくる監査委員会が、内部の指摘を受けて経緯を調べている。籾井会長は後で代金を自己負担したが、NHK関係者によると、支払ったのは監査委が調査を始めた後だったという」と報じたが、ここには週刊現代がスクープしたとはまったく書かれていない。いつもながら困ったものだ。

 籾井会長はすぐに参考人として呼ばれた参議院予算委員会で、NHKを通して発注した車両を私用で使っていたことを認めたが、「菅義偉官房長官は16日午前の記者会見で、籾井会長のハイヤー報道について、『私が承知する限りにおいては全く問題がない』との認識を示した」(asahi.comより)という。

 安倍首相のお友達の「困ったちゃん」のひとりは、図々しさだけは一人前である。
(文=元木昌彦)

【蛇足】
「ネットとジャーナリズム」第3回の勉強会のお誘いです。
主催 一般社団法人日本インターネット報道協会
日時 平成27年3月27日(金)18時00分~20時00分(受付開始は17時30分)
場所 外国特派員協会
〒100-0006東京都千代田区有楽町1-7-1有楽町電気ビル北館20階
電話 03-3211-3161
Fax 03-3211-3168
講師 佐野 眞一氏
 1947年(昭和22年)生まれ。東京葛飾出身。早稲田大学第一文学部在学中は映画監督を志し、「稲門シナリオ研究会」に入った。大学卒業後、主に子供向けソノシート制作などを手がけていた音楽出版社・勁文社に入社。1971年12月、自ら編集を手がけ発行した『原色怪獣怪人大百科』がこの当時の第二次怪獣ブームを受け、53万部を完売するという当時としては画期的なベストセラーになったが、労組を結成したため1年半で解雇された[。その後、フリーに転身。
1997年(平成9年)、民俗学者宮本常一と渋沢敬三の生涯を描いた『旅する巨人』により第28回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2009年(平成21年)、『甘粕正彦 乱心の曠野』により第31回講談社ノンフィクション賞受賞。
テーマ 「ネットは出版や新聞を殺すのか、それとも共存していけるのか」
参加費 無料(当日、直接おいでください)

最終更新:2015/03/16 21:00
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