日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 山下智久の絶賛報道に疑念

連ドラ『アルジャーノン』山下智久を「妖精感がある演技」と絶賛報道も……野島伸司氏の微妙な物言いに疑念

yamashita0206.jpg

 放送中の連続ドラマ『アルジャーノンに花束を』(TBS系)が4月30日にオールアップを迎え、脚本監修を務めた野島伸司氏が、主演の山下智久の演技を高く評価した。

 山下の役どころは、幼児並みの知能を持つ精神遅滞を患った青年。手術によって高いIQを手に入れ、愛や憎しみなどを知っていく様子が描かれる。

 これまで、SMAP・木村拓哉主演『プライド』や、香取慎吾主演『薔薇のない花屋』(共にフジテレビ系)など、ジャニーズを起用したドラマをヒットに導いてきた野島氏だが、今作の山下について「唯一無二感のある、浄化作用を持つ、なかなか見ないタイプの役者」「妖精感がある演技」と評価。さらに、同作に出演中のいしだ壱成や窪田正孝を「いわゆる憑依体質」と前置きした上で、「山下くんの芝居は、表情、笑い方、声のトーン、姿勢と技術的に限りなく役に寄せている。限界的な努力をして、たどり着いたもの。山下くんが役者として変わる分岐点になるんじゃないか」と評した。

 しかし、これらのコメントに対し、「野島さんは、あまり満足していないのではないか」と見る向きも。

「各メディアは30日、野島さんのコメントを『山下を高評価』『山Pを絶賛!』などと一斉に報道。ファンからは喜びの声が上がった。しかし、野島さんといえば、自身が手掛けた作品に出演した役者を、毎度ストレートな言葉で褒めちぎっている印象。今回の山下への評価を聞く限り、遠回しに『演技派ではない』と言っているようにも聞こえる上、奥歯に物が挟まったような表現を繰り返し、いつもの野島さんらしくない。もしかしたら、山下の努力は認めながらも、演技については不満な部分も少なくないのかも」(テレビ誌記者)

 確かに、昨年、脚本を担当した『プラトニック』(NHK)の試写会で、野島氏は中山美穂の演技を『日本でナンバーワン。情感でお芝居できる最強の方』と大絶賛。相手役のKinKi Kids・堂本剛についても、『昔からモノが違う感じだった。他の人が色褪せるくらいに輝いている。芝居の勘もすばらしい』とコメント。ほかの役者についても、直接的な表現で称賛することが多いようだ。

 第3話までの平均視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、数字的にはイマイチの『アルジャーノンに花束を』。野島が言うように、山下にとっての“分岐点”となるだろうか?

最終更新:2015/05/01 19:30
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

山崎製パンで特大スキャンダル

今週の注目記事・1「『売上1兆円超』『山崎製パ...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真