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広瀬すず、壁ドンに物申す! 炎上発言を連発してしまうのはなぜ? その意外な理由

 現在進行形での恋への思いを語るばかりか、三角関係の泥沼恋愛願望まで暴露。普通は、「いまはお仕事が恋人なので……」といった当たり障りのない発言でお茶を濁しがちな場面でも、突っ込んだ発言をしてしまう。

 これまでの彼女の発言を検証していくと、やはり、“スタッフ軽視発言”に関しては“ネタ”なのではないかと思わざるを得ない。

 実際、ナインティナインの岡村隆史も、6月25日放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)のなかで「ちょっと盛り上げようと思って言うただけの話やんか。かわいそうに。謝罪までされてやな……」と擁護している。

 そして、彼女の過去の発言を紐解いていくと、一連の炎上発言は、“不用意”などではなく、考えたうえで場を盛り上げようとしてなされた“ネタ”であることが、よくわかる。

 彼女は子どもの頃からバラエティが好きらしく、さらにそういった番組へ出演する機会も近ごろ多いことに関し、「最近、出演させていただく機会が増えて、「笑いを取らなきゃ」と思っちゃって(笑)」(WEBサイト『ORICON STYLE』掲載のインタビューより)と話しているのだ。
 やはり、彼女は「笑いを取る」ために、あえて突っ込んだ発言をしていたのである。

 女優が番宣でバラエティ番組に出るとき、そこに“笑い”までは求められていない。笑いを提供してくれればそれに越したことはないが、あくまで、そこにいてくれるだけでいい存在だ。にもかかわらず場を盛り上げようというサービス精神から発された彼女の言葉の端々をあげつらうのは、あまりに狭量ではないか。

 こうした「笑いを取らなきゃ」という彼女のサービス精神は、バラエティだけでなく、女優としての魅力にもつながっているはずだ。「べつに」としか答えなくても炎上し、サービスでたくさん発言しても炎上する。なんとも息苦しい社会だが、広瀬が萎縮してその魅力や才能が失われてしまわないように願いたい。
(新田 樹)

最終更新:2015/07/09 13:00
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