m-flo・VERBAL、「寺社油かけ男」と接点? 増殖する韓国系宗教団体とトラブル
■韓国系団体 各地でトラブルか?
男の姉と音楽界で活躍するラップミュージシャンを結びつけた「パワー・フォー・リビング」なるプロジェクトは、米国に本部を置くキリスト教系の財団が始めた。
財団が出版する同名の書籍を普及させることで信仰を広めようというもので、中絶や同性愛に反対する急進的な教義で知られる「キリスト教プロテスタント福音派」や「キリスト教右派」との関係が深いとされる。
これらの勢力は、米国ではブッシュ前政権誕生の立役者となるなど、共和党の強力な支持基盤になりつつある。
それと同時に、宗教界ではもうひとつの側面も指摘されている。
「福音派系のグループは次々と分派を繰り返し、世界中で団体が乱立している状況だ。なかでも、まるで細胞分裂を繰り返すかのように増殖を続けているのが韓国系の団体だ。その中にはいわゆるカルト的な要素を持つところもあり、各地でトラブルを引き起こしている。渦中の〝油かけ男〟が創設した団体も明らかにその流れを汲んでいる」(カルト問題に詳しいジャーナリスト)
男は事件発覚前、日本各地で開いた講演で、多くの犠牲者が出た東日本大震災について「天のお父さまのみ心」と言い放ったり、「神社に行くと呪いを受ける」などと正気の沙汰とは思えない発言を連発していた。
しかし、「こうしたカルトまがいの教義を持つ集団はまだまだいる」(同)とも。純粋すぎる信仰心は、時に暴力にもなることを彼らは知っているのだろうか。
(文=KYAN岬)
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