【超・閲覧注意】人肉30キロを食べた「ドイツの肉屋の食人主人」 ー 最凶で奇怪なカニバリズム事件
■食人妄想の日々
実家に戻ったアルミンは、この頃普及し始めたコンピューターの仕事をしようと決意。コンピューター・エンジニアの肩書きを手に入れ生計をたてられるまでになった。日中は仕事をし、家に帰ってからは母親の面倒をつきっきりでみるという生活を送るようになったのだ。
再び孤独な日々を送るようになったかのように見えたアルミンだったが、彼は孤独ではなかった。インターネットを通じて不特定多数の人たちと接することができたからだ。アルミンは、インターネットを利用して、自分が長年持ち続けていたファンタジーを共有できる人を探すことができるに違いないと確信。ウェブサイトを立ち上げ、動物の肉を使い、まるで人体解剖しているように見える写真を撮影し、次々と掲載した。
着実に狂気じみてきたアルミンだったが、一線を超えることはなかった。なぜなら母親がいたからである。だが、1999年9月2日に母親が死亡。邸宅でひとり暮らしをするようになったアルミンは、母ではなく、彼の作った規則に沿って暮らすことができるようになり、ファンタジーをリアリティーにレベルアップさせる時が来たと興奮した。
■食べられたい人を募った、アルミンの狂気
アルミンは長年の夢を成就させるため、あれほどかいがいしく面倒をみていた母の遺品をさっさと処分。邸宅を“自分だけの世界”に模様替えし、「自分の身体を食べられたい人を募集する」とフォーラムサイトやグループサイトに書き込んだ。誰でもよいわけではなく、「殺され、食べられたいという欲求を持つ人」が譲れない条件で、「ハンサムな若い男性、年齢は18~25歳、魅力的で健康的な外見だが、筋肉質ではないこと」と好みも厳しく設定した。
なかなか希望者が現れないため、年齢を30歳に引き上げたところ「ぜひ自分を食べてほしい」という男が現れた。実際に面会もし、Xデーに向けての打ち合わせを始めたが、この男はロールプレイ・ゲーム的なものを希望しており、実際に殺され食べられることは望んでいなかったため、アルミンはあっさりと別れを告げた。「食べられたい人を合意の上で殺して食べる」のがアルミンのファンタジーだったからだ。
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