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マスコミが語る憂鬱「AKB48のTV出演が減らないワケ」

「最近はかなり依頼されますね。番組が欲しいのはあくまでもメジャーなメンバーなのですが、必ずマイナーメンバーのバーターが付きまとうので、その消化に困っているスタッフもいますよ。たまにたくさんのゲストを呼ぶ番組などで女性出演者が決まらないようなときには、ここぞとばかりにマイナーメンバーを消化するために使うこともあります。それでも消化できないと、夜中の番組に出したり、誰が喋ってもいいようなナレーションに起用したりして、消化しています」(同)

 “消化”とはなんとも悲しい表現だが、事務所としてはマイナーメンバーも売り出したいわけで、このような“まとめ売り商法”も仕方ないのかもしれない。

 しかし、まとめ売りということで言えばテレビ局には同じような事例が他にもあるという。

「テレビ局は映画会社から映画の放送権を買うことがありますが、人気になった映画の場合、その作品単体では売ってもらえないんです。マイナーな映画もついてきて10本セットなどで買わされることがほとんどです。ほしいのはあくまでも1本だけなんですが、そのために残り9本も買わなきゃいけないんです。しかも、買ったからには放送しないといけないわけですから、真夜中や早朝などに無理やり流しています。AKBのマイナーメンバーも、同じような状況ですね。『なんで、この番組にAKBが出ているのか』と思う場合は、たいていが消化ですよ」(同)

 様々な事情があって色々な番組に出ているようだが、今はバーターでしか出られないマイナーメンバーも自力で出られるように頑張ってほしいものだ。
(文=吉沢ひかる)

最終更新:2015/09/13 09:15
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