『耳の穴』ウエラン・井口浩之の「コント師イジリ」と、かつてバナナマン・設楽が語った「売れ方」の話
辺見マリだけではない! 洗脳報道で悲惨な道を辿った女性芸能人3名!
2015/09/21 09:15
■鹿島とも子
18歳のころに日劇ダンシングチームに入団し、順風満帆の芸能活動を送っていた鹿島とも子だが、82年のスノーモービルによる事故で脊髄を損傷。芸能活動停止に追い込まれてしまう。長引くリハビリ生活の中で89年にオウム真理教に出会う。すると、教団に入信した鹿島は活動に専念するため芸能界を引退。同年12月には教団幹部らと共に信徒ではない実の娘を拉致・監禁する事件を起こし、95年5月に逮捕、懲役2年・執行猶予4年の判決を受ける。拘置中にオウム真理教を脱会した当時のことについて、12年の『女性セブン』(小学館)のインタビューで、「真面目に生活していたつもりが、気づいたら留置場でマスコミから鬼母と呼ばれ、どういうふうに死のうかと考えていた。娘が信者から薬物注射を受けていたことを知って目が覚めた」と赤裸々に告白している。
芸能界では洗脳された人物が好奇の目にさらされるが、ターゲットとなるのは芸能人だけではない。宗教、霊感商法、ネズミ講など、一般社会にも洗脳ははびこっている。気づかないうちにマインドコントロールされていた……なんてことのないように注意して欲しい。
(小田三平)
最終更新:2015/09/21 09:15