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「干され」告白の鈴木亜美の“被害者ヅラ”に違和感……吉本のオファーを蹴った実父の横暴ぶり

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 歌手の鈴木亜美(33)が、10月18日放送のTBS系バラエティ番組『旅ずきんちゃん』で、一時期芸能界から干された過去に言及。所属事務所の契約問題で活動休止となった時期について「3年近くありましたね。事務所とモメて、干されて、業界のこともいろいろわかった。一気に裏返しになる」などと話した。

 長く業界内でタブーとされていた鈴木の“干され疑惑”が、ようやく時効になったということのようだが、「被害者ヅラには違和感がある」という人もいる。吉本興業の元関係者だ。

「ウチの会社が助け舟を出したのに、突っぱねたのは彼女のほうだったんだから」(同)

 関係者によると鈴木が芸能活動を休止した際、吉本興業が獲得交渉をしたが、「鈴木サイドから5億円もの契約金を要求され、それが原因で活動休止が長引いた」というのだ。

 鈴木は98年、人気オーディション番組『ASAYAN』(テレビ東京系)への出演をきっかけに、小室哲哉プロデュースで歌手デビュー。一躍人気者となったが、翌年に所属事務所社長の脱税事件が起こると、鈴木の父親が契約終了を求める裁判を起こし、その余波で主演が決まっていたテレビドラマを降板するなど、01年から活動休止を余儀なくされた。

 さらに鈴木側は所属レコード会社とも裁判になったため、事態は長期化。そこで新たな契約先として浮上してきたのが、吉本だった。

 しかし、この交渉は同社の故・林裕章社長が条件に合意してもらえないことをほのめかしながら「契約は不可能」と明言して、獲得を断念。鈴木は親族と共に個人事務所を設立し、独自に活動を再開したが、裁判が和解で決着する03年11月まで大手メディアは起用を自粛。その後、エイベックスに移籍して、ようやく本格的に活動再開となった。

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