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「紳助以上の大物芸人S」にも暴力団幹部との交友が! 暴力団と「黒い交際」が囁かれてきた芸能人総まくり

 ここまでは、「芸能人」と「暴力団」の関係について見てきたが、実は、もっと関係が深いのは「芸能プロダクション」だ。芸能プロは交際というレベルではなく、ビジネス上の構造的癒着がある。

 たとえば、演歌界の老舗事務所であり、今でも氷川きよし、水森かおり、岩佐美咲(AKB48)といった売れっ子を擁する長良プロダクションの長良じゅん社長は興行のため暴力団との交際が幾度も噂されてきた。

 また、AKBの運営会社にも疑惑は囁かれている。AKB48プロジェクトの創始者のひとりである、芝幸太郎は「週刊新潮」(新潮社)2013年5月30日号にて、山口組後藤組の後藤忠政組長の奥さんがやっていたお店の記念パーティーに出席。その際に後藤忠政組長の妻はもちろん、山口組山健組系幹部らと撮った集合写真をスッパ抜かれている。

 まだある。エイベックスの松浦勝人社長は、株主総会を前に質問状を送ったコンサルティング会社の男を後日呼び出し。暴力団組長を同席させたうえで「殺す」「埋めるぞ」といった言葉で脅した経緯が各週刊誌に暴かれている。

 ただ、これらの業界関係者と暴力団との交際は、ひょっとしたらまだかわいいものと言えるのかもしれない。芸能界と暴力団の関係を語るうえでの「本丸」は「芸能界のドン」こと、バーニングプロダクションの周防郁雄社長である。

 ご存知の方も多いと思うが、バーニングプロダクションは小泉今日子・郷ひろみなどが所属する大手プロダクションである。また、バーニングは「バーニング系」と呼ばれる多くの傘下事務所をもっていることが特徴で、新垣結衣・吉川ひなのが所属するレプロエンタテインメント、西内まりや等が所属するライジングプロダクション、宮根誠司のいるテイクオフ、藤原紀香らが所属するサムデイ……etc、と多数の系列事務所を抱える。人気タレントを多数抱えるバーニンググループを前に、多くのマスコミはバーニングのスキャンダルを取り扱うことができない。芸能メディアにとって「最大のタブー」ともされている。

 そんなバーニングは常に暴力団との付き合いを取り沙汰されてきた。その一例が非指定暴力団・2代目松浦組傘下の民族派右翼団体・大日本新政會の総裁、笠岡和雄氏との関係である。彼は01年から11年まで周防社長の用心棒をしていたという。

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