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『日は、また昇る。』刊行インタビュー

料理を作って妻の帰りを待つスタン・ハンセン かつての“不沈艦”のリタイア後の驚愕のライフスタイル

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――まさに今、あなたがやってることですね。

ハンセン 自分のライフスタイルは自分が今まで作り上げてきたものだから、満足して受け入れるしかないんじゃないか。これはレスラーだけじゃなく、サラリーマンであろうが主婦であろうが一緒。ネガティブなことじゃなくて、新しく楽しいことを見つければいいと思うよ。

――ときどきこうしてサイン会なんかをしていますけど、今後、日本でやりたいことはありますか?

ハンセン 将来どうなるかはわからないけど、願わくばまた来たいね。日本には40年も来ているし、友達もいっぱいいて、食べ物も大好き。こういうふうに定期的に来たいとは思っているよ。

――2年間、日本(神奈川県大和市)に住んでいたこともあるそうですね。地元の祭りで神輿まで担いでたとか。

ハンセン そうそう、ハッピを着て太鼓を叩いたりもしていたよ(笑)。今の時代だったらYouTubeにアップされていただろうね。あの時代だからできたことかもしれない。自分のプライべートまでは公開したくないからね。あのときは実にグレートタイムで、とてもエンジョイしていたよ。

――周りも驚いたでしょう。

ハンセン いや、誰も気づいてないよ。ただのガイジンだったんじゃないかな。特別目立つようなことはしてないよ。見た目は多少違うかもしれないけど(笑)。

――僕が子どもの頃から見ていたハンセンのイメージと違って、穏やかな人だということがよくわかりました。

ハンセン 現役の頃はプロレスラーで、リアルな人格で、正真正銘のひとつの人格だ。リングから降りたら、まるっきりあの人格はあり得ない。引退したら現役じゃないから、そうなるよ。

――今もプロレスを見る機会は多いですか?

ハンセン めちゃくちゃ見てるわけじゃないけど、私は日本のプロレスの歴史の一部だと思っているから、ときどきはチェックしてるよ。

――引退後に本を出すプロレスラーの中には、今のプロレス界に対して、苦言や厳しいことを言うレスラーが多いけれど、あなたは違いますね。まったくなかった。

ハンセン 私が現役の頃はプロレスの黄金時代だと思っているし、あの時代で活躍できてたことも、とてもうれしく思っている。日本でもアメリカでも、今活躍している選手の中にはすごいタレントが多くいるのはわかっているし、それに対して悪口とか不安とか、ジェラシーとか、意味のない気持ちは持っていないよ。

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